進化改良型“トヨタTF104B”シェイクダウン
2004年7月18日
パナソニック・トヨタ・レーシングは、7月13日(火)から4日間にわたり、スペイン・ヘレス・サーキットで行われたF1合同テストに参加した。
1周4.428kmに設定されたヘレス・サーキットで行われた合同テストには、サード・ドライバーのリカルド・ゾンタが4日間を通して従来型の“トヨタTF104”でテストに参加。また、併せて、進化改良型の“トヨタTF104B”のシェイクダウンも行われ、13日(火)と14日(水)の2日間は、クリスチアーノ・ダ・マッタがステアリングを握り、15日(木)はオリビエ・パニスがテストを引き継いだ。進化改良型の“トヨタTF104B”は、新型モノコックを採用、軽量、低重心化が図られており、来週に迫った第12戦ドイツGPでのデビュー戦が期待される。
また、次戦ドイツGP後1ヶ月半にわたってテストが禁止されるため、パナソニック・トヨタ・レーシングは2チーム体制を取り、ホーム・サーキットである南仏のポールリカール・サーキットでもテストを実行。テストドライバーのライアン・ブリスコが、13日(火)から15日(木)の3日間、従来型“トヨタTF104”で、4.115kmに設定されたサーキットを209周、860km余りを走破した。
リカルド・ゾンタ
「次戦ドイツGPで、“トヨタTF104B”がデビューすることになるが、私はここヘレスでは、従来型の“トヨタTF104”でテストを行った。初日の火曜日は非常に良い1日となり、予定されていた電装系のテストを完了し、ミスもなく、コンスタントなタイムで周回を重ねることが出来た。全てが順調に進み、何も問題の起こらなかった。水曜日はショックアブソーバの比較テストを行うと共に、タイヤテストを続けた。我々はこれからホッケンハイムへと向かうが、“トヨタTF104B”に非常に期待しており、良い結果を得られることを望んでいる」
オリビエ・パニス
「ヘレスでのテストは木曜日しか参加することが出来なかったが、“トヨタTF104B”の新しいモノコックを試すことが出来、初めて“トヨタTF104B”で戦う来週のドイツGPへ向けて重要な機会となった。ホッケンハイムへ向けての完全な空力パッケージ来週まで待たなくてはならないため、まだ“トヨタTF104B”本来のパフォーマンスの予測をすることはできない。また、ギアボックスおよび電装系の不調にも見舞われたため、その日予定されていたテストを全てこなすことは困難だった。しかし、我々はホッケンハイムへ向けてのタイヤテストも行い、81周を走破した。我々が直面した問題を考慮すれば、チームスタッフは非常に素晴らしい仕事をこなし、可能な限りのテストプログラムを終えることが出来た」
クリスチアーノ・ダ・マッタ
「今回のテストは、我々にとって、新しい“トヨタTF104B”のシャシーを試すはじめての機会となった。我々は進化改良型の“トヨタTF104B”に大きな期待をしているが、その本来のパフォーマンスを評価するのはまだ不可能だ。新しい空力パッケージは直接ホッケンハイムへと向かうことになっており、レースウィークが始まるまで、それを試すことは出来ない。しかし、少なくとも我々は新型モノコックのシェイクダウンを、いくつかの小さなトラブルのみで行うことが出来た。両日にわたって、電装系の不調に見舞われ走行距離は限られたが、新型のシェイクダウンでは、予期せぬ問題が起こるのはよくあることであり、それらを見つけ出して修正していかなくてはならない。我々は、この後しばらくの間、サスペンションのテストを含むテストが一切禁止されるので、ドイツGPとハンガリーGPの2レースへ向けたタイヤテストも行った」
ライアン・ブリスコ
「今回のポールリカールでのテストは、成果のあがるものだった。天候は3日間を通じて晴れて暖かく、予定されていたプログラムを全て終了することが出来た。最初の2日間は、将来へ向けて開発されたいくつかの新しいパーツをテストしたが、私にとっても有意義なテストとなった。両日とも約60周走ったが、我々が必要としたデータを集めるには十分な周回数であった。最終日はブレーキングおよびエンジンに関するソフトウェアのテストを行い、100周近くのラップを重ねることが出来た」
(フランス・ポールリカール・サーキット発)
ホームGPとなる次戦ドイツGPは、7月25日(日)に、ドイツのホッケンハイム・サーキットで決勝レースが行われる。
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 100 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 80 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
| 4位 | ランド・ノリス | 51 |
| 5位 | ルイス・ハミルトン | 51 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 43 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 26 |
| 8位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 16 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 180 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 110 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 94 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 30 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 23 |
| 6位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 5 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


