クラッチの問題によりスタートで順位を落としたボルトレート。同期のハジャーには「表彰台に立つ姿を見れて嬉しい」と祝福
2025年9月2日
2025年F1第15戦オランダGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは14位、ガブリエル・ボルトレートは15位でレースを終えた。
ヒュルケンベルグはソフトタイヤで17番手からスタートし、ひとつ順位を上げて19周目にピットに入りハードタイヤに交換した。最後尾でコースに戻ったヒュルケンベルグはそこから追い上げ、14番手走行中の53周目に2度目のピットイン。ミディアムタイヤに履き替えて、14位でフィニッシュした。
一方ボルトレートは13番手からスタートしたが、スタート時にトラブルが発生し19番手まで順位を落としてしまった。その後17番手まで上がり、22周目にミディアムタイヤからハードに交換。第2スティントを38周走り、60周目にソフトに履き替えて15位で完走した。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=14位(72周/72周)
17番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ミディアム

「今日はまさにチャンスを逃したという感じだ。すべてを詳細に検討する必要があるが、コース上では多くのことが起こっていた。2回のセーフティカーのタイミングは、まったく僕たちの思うようにはならなかった。これによって、他のドライバーたちがフリーピットストップできるようになり、僕たちはさらに後方に押しやられ、もともとトリッキーだったレースがさらにいっそう難しくなった。そこからはトラフィックに巻き込まれ、前進するのはほぼ不可能だった」
「特に、僕たちの直近のライバルたちの一部がこのレースから得たものを見ると、イライラが募る。そのことで気分がよくならないのは当然だ。特に今の時点で、コンストラクターズ選手権の戦いがいかに熾烈であるかを考えるとね」
「それでも、逆境はこのスポーツの一部だ。望んでいた結果ではないが、すべてを分析してリセットし、数日後のモンツァでまた挑戦するつもりだ」
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=15位(72周/72周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト

「僕たちにとってはかなりフラストレーションの溜まるレースだった。スタート時にクラッチに問題が発生し、すぐに順位を落としてしまった。何が起こったのか正確に理解するために、分析していく」
「あそこから常に厳しい挑戦になっていった。いくつかチャンスを逃したとも感じている。コース上で接触してマシンにダメージを与えたし、セーフティカーのタイミングも不運だった」
「アイザック(・ハジャー/レーシングブルズ)に、おめでとうと伝えたい。表彰台に立つ彼の姿を見られてうれしかったよ」
「全体的に、僕たちにとって最も楽な週末というわけではなかったが、それがレースというものだ。僕たちは振り返ってから次に進み、すでに1週間後のモンツァを見据えている」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 309 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 205 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 184 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 64 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | アイザック・ハジャー | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 584 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 248 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 214 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 80 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 60 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

