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コラピント、テストでのクラッシュで立場がさらに悪化。アルピーヌが夏休み明けにドライバー交代を行う可能性も
2025年8月11日
ハンガロリンクでのピレリF1タイヤテストの最終日にフランコ・コラピントがクラッシュしたことによって、アルピーヌは大きな問題を抱えることになった。2026年用タイヤテストのために、来年の技術規則でのダウンフォースレベルを想定して製作したミュールカーを失ったのだ。
コラピントが不必要なクラッシュをしたのはこれが初めてではない。また、彼のコース上でのパフォーマンスも概して期待外れであることから、エグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレが彼の即時的な将来についてどのような決定を下すのか、大きな注目が集まっている。

ウイリアムズ傘下のコラピントを獲得するために、アルピーヌは5年間のレンタル契約を結んだ。これにより、アルピーヌはコラピントと2029年末まで契約し、その翌年の初めからはウイリアムズが彼の起用に関して優先権を得ることになっている。
こうしてシーズン途中からアルピーヌのレースシートを得たコラピントだが、A525の特性を把握することに明らかに苦戦しており、何度かクラッシュし、手順上のミスも2度犯した。そのためコラピントは、イモラでは予選ランを途中で終えることになり、シルバーストンでは決勝に出場できなくなった。こうしたことから、コラピントは現在、非常に不安定な立場に追い込まれている。
コラピントの前にレースに出場していたルーキー、ジャック・ドゥーハンが第6戦を終えた後に早々に降ろされたことでも分かるように、ブリアトーレは、ドライバーがマシンに快適さを感じ、スピードを上げていけるのに十分な時間を与えようとはしない。その上、コラピントのクラッシュにより、シーズン後の重要なアブダビテストを含む今後のタイヤテストで走るために、ミュールカーを新たに準備しなければならず、多額の出費に直面することになった。そうしたことから、ブリアトーレがコラピントへの忍耐を失う可能性はあるだろう。

コラピントを外す場合でも、ドゥーハンを呼び戻すことはブリアトーレの計画にはないようで、彼は最近メルセデスに接触し、リザーブドライバーのバルテリ・ボッタスを年末までレンタルで起用する可能性について打診した。また、コラピントや他の多くの南米出身ドライバーのスポンサーを務めるカルロス・スリムJr.が、年末までセルジオ・ペレスを乗せるようオファーを行ったことも知られているが、これについてはブリアトーレは断ったといわれる。
一方で、アルピーヌのリザーブドライバーを務めるポール・アーロンが、コラピントの後任に選ばれる可能性はある。アーロンは過去数週間において、キック・ザウバーから2度のFP1走行を行い、何度も過去のF1マシンを使用したテストにも参加している。もし選ばれれば、アーソンは史上初のエストニア出身F1ドライバーとなる。

現時点でアルピーヌは、ブリアトーレの次の動きについて何の手がかりも示していないが、明らかなのは、コラピントが今回の不必要なミスによって自分に不利になる状況を作り出し、近い将来について確信を得られないまま、サマーブレイクを過ごさなければならなくなったということだ。

(Text : GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 284 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 187 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 172 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 54 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 27 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 559 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 236 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 194 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 70 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 52 |
7位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 45 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 35 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

