8月5日、JAF日本自動車連盟は、2026年のFIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧についてJAFホームページ（https://motorsports.jaf.or.jp）で発表した。このカレンダーはJAFからFIA国際自動車連盟に申請した日程の一覧で例年8月に発表されており、2026年のF1やWRC世界ラリー選手権、WEC世界耐久選手権など日本で開催される世界選手権、さらにスーパーGTやスーパーフォーミュラなどの国際格式イベントの申請日程一覧が記されている。

　この国際スポーツカレンダー登録申請一覧は、FIAや各オーガナイザーからすでに発表されている世界選手権等国際レースのカレンダー、日本で開催されているスーパーフォーミュラやスーパーGT、日本で開催されるGTワールドチャレンジ・アジアといった国際格式シリーズのカレンダーが一覧となっているものだ。

　世界選手権については、F1日本グランプリが3月26〜29日。ポルシェカレラカップ ジャパンが併催となる。また、7月31日に発表されたとおりラリージャパンは5月28〜31日に第5戦として開催予定。フォーミュラEは7月24〜26日となり、これまでスーパーフォーミュラと日程重複があったものが解消されている。ラリー北海道が9月4〜6日、今季から復活したインターコンチネンタルGTチャレンジの鈴鹿1000kmは9月10〜13日となっている。WEC世界耐久選手権は9月25〜27日となった。

　スーパーGTについて見ると、開幕戦は4月の岡山。5月の富士、6月にマレーシアでの開催となるが、今季と比較すると1週間前倒しとなっている。7月末に日本に戻り富士、8月に鈴鹿、9月にSUGO、10月にオートポリス、11月にもてぎと今季から大きな変化はない。

　スーパーフォーミュラについてはラウンド数が記されていないが、7ラウンドがスケジュールされ、4月にモビリティリゾートもてぎでの開幕となった。オートポリスの後5月に鈴鹿での開催がある。この次の開催は7月の富士となっているが、2カ月のインターバルがある。8月にSUGO、ふたたび2カ月のインターバルで10月に2回目の富士、11月に鈴鹿でJAFグランプリが最終戦として開催される。

　2026年までの間に調整も入る可能性があるが、スーパーフォーミュラについては今季とは少し異なるカレンダーとなりそうだ。

■2026年 FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧

※1　FIA発表済日程
※2　申請どおりの表記で夫々の選手権の認定は別途公示予定
※3　シリーズの1戦として海外大会を予定