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角田裕毅、ピット指示の遅れで入賞圏内から脱落「悔しい。大きく後退し、渋滞から抜け出せず」代表は「チームのミス」
2025年7月28日
2025年F1ベルギーGP決勝で、レッドブルの角田裕毅は7番グリッドからスタートし、13位でフィニッシュした。
ウエットコンディションのレースを7番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタート、ファーストスティントではポジションを守って走った。路面は急速に乾き始め、11周目からスリックタイヤに交換するドライバーたちが出てきた。
チームは4番手を走行していたマックス・フェルスタッペンを12周目にピットに呼び寄せ、角田のピットストップはその翌周13周目に実施された。大部分のドライバーたちが12周目までにタイヤ交換を済ませていたため、角田はミディアムタイヤでコースに復帰した時、12番手に落ちていた。
レース半ばには、前を走るピエール・ガスリー(アルピーヌ)の1秒以内に追いついたが、角田は抜くことができず、背後にはオリバー・ベアマン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が、それぞれ1秒以内の差で連なる状況に。
32周目に10番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)がピットインしたため、ガスリーが率いる集団はひとつずつ順位を上げ、角田は11番手を走った。ポイント圏内にあと一歩というところまで迫った角田だが、最後から2周目の43周目にベアマンに抜かれ、最終ラップでは新しいタイヤで追いついてきたヒュルケンベルグにかわされ、13位という結果になった。

チーム代表ローレン・メキースは、角田のレースについて、次のようにコメントした。
「裕毅について話すと、我々がミスを犯した。マックスと同じ周に彼をピットインさせるつもりで、すべての準備は整っており、クルーも出て、ダブルストップに対応できる状態だった」
「しかし、我々から彼に指示を出すのが遅すぎた。それは完全に我々の責任だ。今日のようなレースでは、スリックタイヤへの交換タイミングにおける1周の差は大きな違いを生む。それによって彼はポジションを失い、その結果、ポイント争いをすることができなくなってしまった」

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=13位(44周/44周)
7番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
「今日は少しジェットコースターのような展開でした。僕とチームの間でコミュニケーションの行き違いがあり、ピットインの指示が、少し遅れて最終コーナーでなされたのです」
「その時点ですでにピットの入り口を通り過ぎてしまっていました。不運でした。その後、ピエールを抜こうとベストを尽くしましたが、僕の直線スピードはまったく足りず、DRSも使えませんでした」
「全体としてとてもフラストレーションの溜まるレースで、ポイント圏内に入れなかったことが残念です。ただ、今回のレースから学べることがいくつかあるのは確かですし、来週末のブダペストに向けて気持ちを切り替えていきます」
(走行直後のインタビューで語り)「僕はドライタイヤへの交換をリクエストしていたのですが、チームからのピットインの指示が遅すぎました。ちょうどピットの入り口を通り過ぎた直後に呼ばれてしまって、もう入ることができませんでした」
「ここではたった1周の差がすごく大きく影響します。それで5つポジションを落とし、その後、他のマシンの後ろにずっと引っかかってしまいました」
「(ガスリーを)何とか抜こうとベストは尽くしたものの、残念ながらストレートスピードがまったく足りませんでした。オーバーテイクを試みましたが、タイヤも完全に終わっていました。本当にフラストレーションの溜まる展開でした」

(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

