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2日連続Q1敗退ハミルトンと3番手ルクレール。明暗分かれたフェラーリ【F1第13戦予選の要点】
2025年7月27日
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は2025年F1第13戦ベルギーGPの予選を16番手で終えた。前日のスプリント予選(SQ)も18番手に終わっており、7度のワールドチャンピオンは二日連続Q1落ちを喫したことになる。
スプリント予選は、散々な出来だった。最初のアタックは、チームメイトのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から0.7秒落ちの1分43秒408で18番手。挽回を期した2回目のアタックは、セクター2まではルクレールを凌ぐペースだった。しかし最終シケインでブレーキングした瞬間に、大スピン。2回転しながらランオフエリアに飛んで行った。
直後のインタビューで、何が起きたのかを問われたハミルトンは「スピンした。それだけだ」と、その不機嫌ぶりを隠そうともしなかった。その後「リヤが突然ロックした。(こんなスピンは)初めての経験だ」と、暗にマシンの不具合を匂わせていた。
フェラーリは今回、マシン後部の空力効率の改善を目的にリヤサスペンションにアップデートを投入した。しかし先週ムジェロで行われたフィルミングデーの走行で、このアップデートを短い距離ながら試したハミルトンは「感触はあまり変わらない」と、ピンと来ていない様子だった。
それでも土曜日の予選でのハミルトンは、決して悪くなかった。最初のアタックでは、暫定6番手。後続ドライバーが次々にタイムを更新したことで16番手まで後退したが、2セット目のアタックで7番手タイムを叩き出した。しかしラディオンを上り切ったターン4でのトラックリミット違反でタイム抹消となってしまう。それがなければ、十分にトップ10入りできるパフォーマンスだった。
一方のルクレールは順調にQ3まで進み、最終アタックでミスのあったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.003秒凌ぐタイムで3番グリッドを獲得した。
ハミルトンはフェラーリに移籍後、中国GPのスプリントでトップチェッカーを受けているが、決勝ではまだ一度も表彰台に上がれていない。それに対しルクレールは、優勝こそないものの2位1回と3位3回と、複数回の表彰台登壇を果たしている。予選でも4勝9敗。ルクレールがフロントロウを3回獲得しているのに対し、ハミルトンは4番グリッドが最高位だ。
マシン戦闘力もなかなか上がらず、チームメイトにもかなわない。そんな現状を最も歯痒く思っているのは、言うまでもなくハミルトン自身に違いない。しかし打開の手がかりは、依然として見えていないようだ。



(Text:Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

