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F1 Topic:フェルスタッペンのポール獲得を実現したふたつの理由。前戦投入の新型フロアはさらに改良

2025年7月6日

 2025年F1第12戦イギリスGPの予選Q2の後、ミックスゾーンでメディアの取材に応じていたドライバーたちが取材を中断して、一斉にモニターに釘付けになった。モニターに映し出されていたのは、Q3の最後のアタックだった。そのドライバーたちが見つめる前で、最後のアタック合戦を制したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。


 その瞬間、ミックスゾーンがどよめいたのは無理もない。なぜなら、フェルスタッペンはそれまでの3回目のフリー走行で、いずれもトップタイムをマークしていなかったからだ。

 なぜ、フェルスタッペンはポールポジションを獲得できたのか。理由はふたつあると考える。ひとつは今回レッドブルが投入した新しいフロアだ。レッドブルはオーストリアGPでもフェルスタッペンだけ新型フロアを使用していたが、今回はオーストリアGPのものをさらに進化させたスペックだった。

F1 Topic
イギリスGPで投入されたレッドブルRB21の新型フロア。前戦オーストリアで投入したものをさらに改良している
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FP1でリンドブラッドがドライブした角田マシンは旧型フロアのままだ

 金曜日のフリー走行で、フェルスタッペンとレッドブルはその最新スペックのデータ取りを行い、土曜日に最適化を図ったと考える。ちなみに角田に新しいスペックが与えられるのは、「次戦ベルギーGPとなる」とテクニカルディレクターのピエール・ワシェは語っている。

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レッドブルのテクニカルディレクターを務めるピエール・ワシェ

 土曜日のフリー走行3回目でもフェルスタッペンはシャルル・ルクレール(フェラーリ)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の後塵を拝して3番手に終わっていたが、それは路面がまだ汚れていたからだったと思われる。路面コンディションはほかのドライバーたちにとっても同じ。ただ、リヤウイングをレスダウンフォース仕様にしていたフェルスタッペンにとっては、低速コーナーでのタイヤのグリップ力がより影響していたと考えられる。なぜ、レスダウンフォース仕様にしたのか。ワシェはこう答える。


「日曜日のレースを考え、ストレート区間でオーバーテイクされないセットにした」


 路面にラバーが乗っていったQ3で、レッドブルが採ったリヤウイングの設定は見事にはまり、ストレートスピードはフェルスタッペンが最高速(角田は2番手)を維持しつつ、低速コーナーでグリップ力が増したことが大逆転につながったと考えられる。


 レッドブル陣営にとって、この結果はポールポジションから大逃げできるまたとないチャンスを得ることとなった。


 ちなみに角田も土曜日からはこのレスダウンフォース仕様のリヤウイングを搭載。12番手から小気味のいいオーバーテイクを仕掛けてほしい。



(Text : Masahiro Owari)


レース

5/2(金) フリー走行 1:00〜2:30
スプリント予選 5:30〜6:14
5/3(土) スプリント 1:00〜2:00
予選 5:00〜
5/4(日) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ72
2位ジョージ・ラッセル63
3位シャルル・ルクレール49
4位ルイス・ハミルトン41
5位ランド・ノリス25
6位オスカー・ピアストリ21
7位オリバー・ベアマン17
8位ピエール・ガスリー15
9位マックス・フェルスタッペン12
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム135
2位スクーデリア・フェラーリHP90
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム46
4位TGRハースF1チーム18
5位BWTアルピーヌF1チーム16
6位オラクル・レッドブル・レーシング16
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

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