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「まだ仕事は半分終わったに過ぎない」「最後にやりすぎて、スピンしてしまった」/F1第11戦予選コメント(1)
2025年6月29日
2025年F1第11戦オーストリアGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはリアム・ローソン(レーシングブルズ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)だ。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
予選 10番手(Q1=4番手1分5秒054:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分4秒846:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分5秒649:ソフトタイヤ)

「Q3に進めたことは嬉しいけれど、いいラップを走っていた時に最終コーナーでミスをしたことには満足していない。明確な限界までプッシュしていて、最後にやりすぎて、スピンしてしまった。幸いにもダメージは受けなかった」
「時には微妙な差はあるけれど、今日マシンに明らかにパフォーマンスとポテンシャルがあったのはポジティブなことだ。フリー走行の後、僕たちは改善点を見つけるために懸命に作業をした。今後はすべてのレースでそういった学びを得ることが必要だ」
「明日は10番手からスタートする。いいスタートをして、そこから何ができるか見てみよう。予想していた以上に混戦で興奮している。今はそこにとどまって、ポイント獲得を目指すことが必要だ」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手(Q1=10番手1分5秒178:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分5秒052:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分5秒276:ソフトタイヤ)

「今日の予選結果には本当にがっかりしている。ポテンシャルはあったし、ラップごとに改善していた。だから最後のラップを走りきれなくて本当に残念だ。ジョージ(・ラッセル)と同じようにトップ5を狙えるポテンシャルがあったのに、遠ざかってしまった。このような短いサーキットでは、トラフィックが常に課題になるけれど、そうはいっても自分たちの力を発揮するチャンスを得られなかったのは悔しい」
「でも明日のレースに向けては前向きだ。全体的なマシンのバランスはいいし、週末を通して学ぶことが大きな改善に役立っている。明日は路面温度が高くてチャレンジングになるし、タイヤマネージメントも簡単ではないだろう。でも順位を上げることができると自信を持っている」
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
予選 8番手(Q1=8番手1分05秒123:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分04秒846:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分05秒132:ソフトタイヤ)

「初めてQ3に進出することができてとてもうれしく思う。素晴らしい週末を過ごし、今のところ、すべてが完璧にかみ合っている」
「チーム全体で懸命に取り組み、さまざまなセットアップを試し、成功と失敗の両方から学びつつ、一貫して競争力を保ち続けてきた。シーズン当初から、たとえ難しい状況からのスタートであっても、このチームのポテンシャルと改善し続ける能力を信じていた。今回Q3に進出できたことは、素晴らしい節目だ。特に僕にとって、このサーキットは特別な意味を持つ場所だしね(注:2024年にFIA F2での初優勝を達成)」
「すべての努力、忍耐、そしてチームワークが報われつつある明確な証だと思う。今の進歩には誇りを感じているが、同時にまだ仕事は半分終わったに過ぎない。明日に向けて集中を切らさず、今の勢いを維持し、この予選結果を僕にとって初のポイント獲得へとつなげたい」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 7番手(Q1=6番手1分05秒106:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分04秒836:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分04秒929:ソフトタイヤ)

「今週末はこれまでのところ、楽な展開ではない。今日のFP3は予選よりもポジティブではあったが、それでも僕たちは依然としてペースが足りておらず、気温が高いコンディションも助けにはならなかった」
「バランスが崩れてしまい、いったんコース上でそう感じると、そこからできることはあまりない。グリップの状況も同様で、マシンをプッシュすべきか否かを判断するのが難しかった」
「ピエールがスピンしてイエローフラッグが出されたことが、僕たちにとって不利に働いた。ラップを中断せざるを得なかったんだ」
「ただ、そのアタックを完了していたとしても、結果としては3番手か4番手あたりにとどまっただろうし、ポールからは0.5〜0.6秒遅いタイムだっただろう」
「レースは決して簡単なものにはならないと思うが、予選後にすべてを分析して、明日、最大限のチャンスを得られるように準備するつもりだ」
(予選後のインタビューで、マシンの状態について語り)「(予選のなかで)すべてが少しずつ崩れていった。すべてのコーナーが難しかった。バランスが取れておらず、コーナーの場所によって、フロントあるいはリヤがグリップしなかった。だから、リズムをつかんだり、基準となる走りをするのがとても難しかった」
「最後のラップでは、イエローフラッグが出たのでアタックを中止しなければならなかった。ただ、仮に走りきっていたとしても、ポールには程遠い内容だった。僕たちにとってかなり厳しい予選だった」
(レースペースによって日曜に挽回できると思うかと聞かれ)「明日は今日よりもさらに暑くなる可能性が高い。気温が上がるとすぐに、僕たちが抱える問題はさらに悪化するようだ。それは良い兆候ではないが、明日どうなるか見てみるしかない。もしかしたら、レースで何かサプライズがあるかもしれないしね」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手(Q1=3番手1分05秒017:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分05秒041:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分04秒926:ソフトタイヤ)

「すごく久しぶりな感じがするね! 良い予選ができたので本当に気分がいい。チームの舞台裏のすべての動きを見てきた。ここ数戦はすべてが本当にいい感じで、自分自身もとても良い感覚を持っていた。皆でマシンに関してたくさんの作業に取り組んできたし、僕は自分自身について努力してきた。自分がより快適に走れるようにするためにね」
「ポテンシャルはあったけれど、今まではそれが表面に出てこなかった。今日それを示すことができてうれしい。もちろん、肝心なのは明日だけれど」
「今日はスムーズな予選を実行できた。ここ数戦、フリープラクティスではペースは確かにあった。カナダもバルセロナもね。でも予選では結果に結びつかなかった。今週末は目標を達成することができた。全体的に接戦だったから、そこでしっかり良い仕事ができてよかったと思う。ドライバーにはやるべきことを成し遂げなければならないというプレッシャーがかかっていたし、チームにも同じだけのプレッシャーがかかっていた」
「週末を通してマシンの微調整に取り組んできた。どのチームも向上のために追求していたから、最大限の仕事をする必要があった。やり切ることができてよかったよ」
(Text : autosport web)
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6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

