ルクレールがフロントロウを確保「マクラーレンを苦しめたい」4番手ハミルトンはフェラーリのアップグレードに好感触
2025年6月29日
2025年F1オーストリアGPの予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2番手、ルイス・ハミルトンは4番手を獲得した。今回フェラーリは、アップデートコンポーネントとして、フロアフェンス、フロアボディ、フロアエッジ、ディフューザーの変更を申告している。
ふたりとも順調に予選を戦い、Q3では新品ソフトタイヤ2セットを使用することができた。その結果、ルクレールは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢の間に割って入る2番手で、モナコGP以来のフロントロウを確保。ハミルトンも4番手と、フェラーリにとって、今季モナコに並ぶ予選ベストリザルトとなった。
なお、Q2ではハミルトンがターン10でワイドになった影響で、トラック脇の芝生に火災が発生、セッションが赤旗中断となるという事件があった。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
FP3 4番手(1分04秒574/20周)
予選 2番手(Q1=12番手1分05秒197:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分04秒734:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分04秒492:ソフトタイヤ)
「とても満足している。フロントロウからスタートするのはモナコ以来、久しぶりのことだ。今シーズンは全体的に厳しい時期が続いているけれど、チームはずっと努力し続けてくれている」
「今週末はいくつか新しいパーツを投入した。それが間違いなく効果をもたらしたと思う。ギャップを見ればわかるように全体的に差が非常に小さく、それはチームのおかげであり、僕自身、自分のラップにもとても満足している」
「僕たちは通常、予選よりもレースの方がマシンのパフォーマンスが良い。だから、明日はマクラーレン勢にもう少しプレッシャーをかけられるといいなと思っている」

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
FP3 5番手(1分04秒790/23周)
予選 4番手(Q1=7番手1分05秒115:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分04秒896:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分04秒582:ソフトタイヤ)
「少しずつ前進している。別のサーキットに行くたびに、新しいタイプのマシンで走るようなもので、以前乗っていたマシンとは特性がまったく異なるので、毎回ショックを受け、驚かされる」
「できるだけ早く学習して、このマシンにすでに慣れているドライバーに追いつこうと急いでいる状態だ」
「今週末はアップグレードも導入された。とてもポジティブなものだった。それからチームは予選全体を通して素晴らしい仕事をしてくれた。ポジショニングなど、すべてが素晴らしくて、運営面では今までで一番良かったと思うから、満足している」
(autosport web)
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

