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カナダでは2位入賞も、競争力不足を認めたフェルスタッペン。タイトルの望みを繋ぐには「さらに競争力を持つこと」が必須
2025年6月25日
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今シーズンにタイトル獲得の望みを繋ぎとめたいのであれば、まずマシンをもっと速くする必要があると、レッドブルF1チームに明確な警告を発した。チャンピオンシップ争いが激化するなか、現在ドライバーズ選手権首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に43ポイント差をつけられているフェルスタッペンは、2000年から2004年にかけてミハエル・シューマッハーだけが達成した記録である5連覇に真剣に挑戦するためには、早急な改善が必要だと主張した。
F1第10戦カナダGPでは、今シーズン初めてマクラーレンのドライバーがふたりとも表彰台に上がることができず、同チームが圧倒的優位にあるなかで、異例の低迷となった。ピアストリはスタート直後にひとつ順位を落として4位でフィニッシュし、チームメイトのランド・ノリスは、レース後半にピアストリとのクラッシュでリタイアした。
それでも、先週末のモントリオールでのレース後、フェルスタッペンはレッドブルの現状と、変える必要があることについて現実的な見解を示した。
■「マシンをもっと速くする必要がある」
「正直に言うと、そのためには多くのことを行う必要がある」とフェルスタッペンは、真剣にタイトル獲得を目指すチャンスについて語った。
「もっと頻繁にレースで勝ち始める必要がある。では、どうすればそれができるだろうか? さらに競争力を持つことだ」

レッドブルのモントリオールでのパフォーマンスは有望なものだったが、フェルスタッペンは、今年の世界タイトルを真剣に争うために必要なレベルにはまだ達していないと強調した。
「そう、今週末はよい週末だったが、やはり競争力が足りなかった。前にも言ったように、僕たちには時折勝てる瞬間があるかもしれない」
「でも、ただマシンをもっと速くする必要がある。そうすれば、僕たち自身ずっと楽になるだろう。僕たちはチームとともに懸命に取り組んでいる」
27歳のフェルスタッペンは、アップグレードが進行中であることを認めたが、それが今シーズンのマクラーレンの驚異的なペースに対抗するのに十分かどうかについては依然として慎重な姿勢を崩していない。
「もちろん少しは向上しているが、これで十分だろうか? 僕にはわからない。この世界では、毎週末よりよい結果をもたらすのは、小さな差だ」

フェルスタッペンはまた、これまでのマクラーレンの安定性を称賛し、彼らのパフォーマンスを“並外れたもの”と呼んだ。
「でも、マクラーレンが今シーズンを通して示してきたものは本当に並外れていて、打ち破るのが難しいとこれまでのところは思う」
「今のところ、1回の週末はそれほどよくはなかったが、それでも彼らは依然として圧倒的な優勝候補だ。そしてそれは簡単に打ち負かされるようなものではないだろう。でも僕たちはこれからのレースでは、本当にマシンを改善させたいと思う」
レッドブルがギャップを縮めようと努力するなかで、フェルスタッペンの焦点は明確だ。たまの勝利を継続的なタイトル争いに変えるには、より速いマシンが不可欠だ。シーズンが進むにつれ、今後のレースにおけるレッドブルのアップグレードに注目が集まるだろう。
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

