この２戦ノーポイントに終わったザウバー・ペトロナスが、今週末のイギリスＧＰでは好成績を狙って挑む。
　ジャンカルロ・フィジケラは、シルバーストンでのレースに対し前向きな感触を持っている。「シルバーストンはすごくいいトラックだ。５月にここでテストをして成果を挙げられた。かなり走りこんだし、ひとりで走ってラバーが乗っていなかった時に１分１８秒３というタイムを出せた。これはいいタイムだよね」
「シルバーストンでは安定したマシンが必要なんだ。高速時の回頭性が重要だからね。特にベケッツではそうだ。あそこを走っていると本当に興奮するよ。Ｆ３で走っていた時に見に行って、すごく感動したっけ。ブリッジは楽しいけれど、最近では楽に全開にできるようになってしまって、前ほどチャレンジングじゃなくなったけどね」
　フェリペ・マッサはこのコースが好きだという。「本当にいいコースで、ここを走るのは大好きだよ。高速コーナーがたくさんあってすごく楽しいんだ。加えて中速コーナーや低速コーナーもある。いい感じに組み合わせられているよ。タイヤの劣化もかなり激しいから、普通は硬めのタイヤを選択するね」
「最近シルバーストンでテストをやって、いい結果を得られたし、マシンの調子もすごくいい。イギリスのチームはここでテストをかなりやっているといっても、それほどのアドバンテージにはならない。でも僕らはコンペティティブだと思うし、いいレースをしたいね」

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