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グランプリのうわさ話:ガスリー、ルノー・グループCEOの辞任に「経営陣と腰を据えて話し合う必要がある」
2025年6月21日
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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ピエール・ガスリーは、グループCEOのルカ・デメオの退任を受け、アルピーヌF1チーム全体に「僕たちは団結しなければならない」とはっきりと呼びかけた。ガスリーは、カナダGP中に初めてデメオの離脱について知り、アルピーヌのレースの将来にどのような影響があるかコメントを求められた際、「多くを語る前にすべての情報を得る必要があると思う」と認めた。
ガスリーは、「僕はルカとはとてもよい関係を築いている。僕をチームに迎え入れてくれたのも彼だし、とても刺激的な人だと思う。だから、当然ながら最初の反応は、彼が去ってしまうのはとても悲しいということだ」と明かした。
ガスリーはその後、「経営陣と話し合って、チームにとってそれが何を意味するのかといったことを、もう少し理解する必要がある」とつけ加え、次のように語った。「結局のところ、僕たち全員に仕事があり、役割がある。僕たち全員がやらなければならないことに集中し、最善を尽くす必要がある。確かに全員と腰を据えて話し合う必要があるだろうね」
ガスリーは、デメオの離脱を悲しんでいる理由を説明し、「そう感じるのはまったく普通のことだし、人間として当然だ」と弁明した後、チームの他のメンバーに呼びかけ、「こういう時こそ僕たち全員がチームとして団結し、協力し合うことが重要だと思う。長期戦で互いに助け合い信頼することだ」と語った。
■デイモン・ヒル、自身のドキュメンタリーの出来にご満悦

1996年のF1世界チャンピオンであるデイモン・ヒルは、自身の人生とキャリアを描いた最新のドキュメンタリーの制作を終えたばかりだと明かした。このドキュメンタリーは、7月2日に『Sky Sports』で初公開される。ホームビデオやインタビューに未公開映像を組み合わせ、イギリスGP前の週末に放映される予定だ。
わずか数カ月前にSky Sportsの専門解説者の役を退いたヒルは、自身の人生に関するドキュメンタリーによって、Skyのスクリーンに戻ることになる。元世界チャンピオンのヒルは、自身のソーシャルメディアで、「このドキュメンタリーは私の人生とF1キャリアを非常に個人的に語ったものだ」と説明し、「成功に向けた私の本当の動機と、父グラハム・ヒルの死が私にどのような影響を与えたかということについて明らかにしている」とつけ加えた。
ヒルは続けて次のように説明した。「これは世界選手権でチャンピオンになろうとしたこと、まったく妥協が許されない世界で最もタフな競争相手と戦ったこと、私の家族にかかった緊張、そして私がいかに混沌とストレスのなかでバランスの取れた視点を保とうとしたかについての物語でもある」
最後にヒルは、次のように書いている。「自分の考えであることは承知しているが、F1の熱狂的ファンにも、ただ元気が出る素晴らしい物語を探している人にも、このドキュメンタリーを気に入ってもらえると思う。私はこのドキュメンタリーの出来栄えに、とても誇りを感じている。本当に素晴らしい作品だと思う」
■ウイリアムズ若手のテスト走行

ウイリアムズのテストおよびリザーブドライバーを務めるビクター・マーティンスとルーク・ブラウニングは、シーズン中に数回のFP1セッションで走行する準備を続けており、イモラで2023年仕様のFW45を使用して、それぞれ1日ずつテストを行った。フランス人ドライバーのマーティンスは、スペインGPの金曜午前のセッションに、アレクサンダ―・アルボンの代役として出場し、すでに2回の走行のうち1回目の走行を終えており、シーズン後半にもう1回出場する予定となっている。ブラウニングの方は、来月初めにシルバーストンで今年初めてのFP1走行を行う予定であることから、公式リザーブドライバーのマーティンスと並んでイモラでの1日の走行に参加した。
マーティンスにとっては幸運な偶然だが、テストは彼の誕生日に設定された。彼は火曜日に24歳になり、ソーシャルメディアのプラットフォームに「みんな、誕生日プレゼントをありがとう」という短いメッセージを投稿した。
フランスの雑誌『AutoHebdo』の取材に対し、マーティンスはバルセロナでFP1を走ることは今年初めには予期していなかったと明かし、「その時はファクトリーにいなかったので、かなり遅れてから電話で知った」と認めた。さらに、「僕にはすでにマシンのシートがあったので、すぐにそうなるだろうと、うすうす感じていた。大事な日によい気分でいられるように、準備を整えるためにできる限りのことをしていた」と付け加えた。
(Translation: AKARAG)
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6/14(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

