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2026年F1雨天用タイヤテストが終了。フェラーリのルクレールがフィオラノで走行

2025年6月21日

 ピレリは、6月20日、フィオラノ・サーキットにおける2026年F1タイヤ開発テストの2日目最終日を終えた。今回はフェラーリが協力し、人工散水システムを活用して、来年用インターミディエイトタイヤおよびフルウエットタイヤのコース上での開発テストを締めくくった。

 フェラーリは2026年仕様のタイヤの寸法に対応するよう改造されたミュールカーを持ち込み、初日にリザーブドライバーの周冠宇が走行した後、2日目にはレギュラードライバーのシャルル・ルクレールが作業に取り組んだ。


 2026年仕様のインターミディエイトおよびフルウエットタイヤのプロトタイプにおいて、コンパウンドと構造の両面の比較作業が続けられた。ルクレールは110周を走行、ベストタイムはスリックタイヤ使用時の59秒210で、インターミディエイトタイヤでの最速タイムは1分06秒180だった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
ピレリF1タイヤテスト(フィオラノ)に参加したシャルル・ルクレール(フェラーリ)

 ピレリ・モータースポーツ部門ディレクターであるマリオ・イゾラは、テスト後に次のようにコメントした。


「まず第一に、フェラーリのホスピタリティと技術的支援、そしてドライバーたちの尽力に感謝したい。この2日間のテストは非常に有益であり、来年に向けたインターミディエイトおよびフルウエットタイヤのコース上での開発作業を締めくくることができた。この後、すべてのデータを慎重に分析し、最終的な仕様を確定させる予定である」


「レインタイヤの開発作業は常に容易ではなく、路面コンディションを一貫して再現することが困難であり、加えて気温も重要な要素となる。今年はより一層、難しかった。ミュールカーでは、2026年の新レギュレーションに基づいて製造される車両が発生させる荷重や挙動を完全に再現することが明らかに不可能だからだ」


「我々は与えられた状況の中で最善を尽くさねばならなかったが、興味深い結果を得ることができたと考えている。来年、現行のタイヤと比較して、パフォーマンスと作動領域の両面において改良された製品をチームに提供できるだろう」



(autosport web)


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