僚友と接触し、自責と謝罪のノリス「一番してはいけないこと。彼のレースを台無しにせずに済んだのが救い」
2025年6月16日
2025年F1カナダGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは、チームメイトのオスカー・ピアストリと接触し、リタイアに終わった。
予選で失敗したことで7番手からスタート。ファーストスティントをハードタイヤで走り、最初のタイヤ交換を29周目に終えた後、5番手を走行。最終スティントは、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を抜こうと戦うピアストリのすぐ後ろを走り、3位表彰台争いに加わった。
ピアストリはアントネッリを攻略する勢いを失い、ノリスへの防御に集中することになる。ふたりがポジションを入れ替えながら、激しく戦った後に、ノリスはストレートでピアストリの前に出ようとして接触。それによるマシンのダメージで、ノリスはその場でリタイアとなった。ピアストリは走行を続けることができ、4位でフィニッシュした。

スチュワードは、この接触の責任は全面的にノリスにあると判断し、ノリスには5秒のタイムペナルティが科された。
ドライバーズランキングで、ノリスはピアストリに次ぐ2位を守ったものの、ギャップは22点に拡大した。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=リタイア/18位完走扱い(66周/70周)
7番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード

「僕たちの最優先ルールは、チームメイトと接触しないことなのに、残念ながらそれが今日破られてしまった。オスカーとチームに謝罪する。小さなチャンスがあるように思えたが、今振り返れば、あの動きを仕掛けるべきではなかった。代償を支払ったし、オスカーに重大な悪影響がなかったことには安堵している」
「この出来事を乗り越え、今日のミスから学び、次のオーストリアでチームとしてより強くなって戻ってくるつもりだ」
(レース後にメディアに対して語り)「オスカーがもう少し右側に寄ると思っていた。もちろん、彼が簡単にスペースを譲るとは期待していなかったが、僕が判断を誤った」
「すべて僕のミスだ。全面的に自分の責任であり、ああいう行動をとったことについて、チーム全体とオスカーに謝罪する」
(『Sky Sports F1』に対して語り)「責めるべき人間は自分以外にいない。少しばかり愚かな動きを試みてしまった。彼(ピアストリ)のレースを台無しにしないで済んでよかった」
「単純に愚かな行動で、『これがレースだ』というような類ではなかった。完全に自分の愚かさによるものだった」
「今夜は寝て、みんなに謝って、それから前に進むだけだ」
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

