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ライコネン、ニューマシンでトップタイムをマーク

2004年7月3日

 F1フランスGPは昨日の雨模様から一転、晴天のコンディションのなか土曜午前のフリー走行が行われ、マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。
 土曜日午前9時からのフリー走行3回目セッション、上空の雲は厚いものの天候は晴れ。気温17度、路面温度20度、湿度74%、風速2・3m/sというコンディション。昨日のセッションは午前・午後ともウエットだったため、1種類に絞ったドライ・タイヤ選択の届出は午前中のセッションが終った昼12時に延ばされた(通常は走行前の朝の8時)。
 セッション開始7分過ぎ、BARホンダの2人がまずは1分16秒台のタイムをマークするが、すぐにザウバーのジャンカルロ・フィジケラが1分16秒台を切ってトップに浮上。しかしフィジケラはその後ターン13でスピンしてしまった。
 フィジケラのタイムは開始10分過ぎにルーベンス・バリチェロ、ファン−パブロ・モントーヤ、フェルナンド・アロンソらが次々と1分15秒台に入ったことにより更新。開始19分には、ニューマシンMP4−19Bを得たデイビッド・クルサードが1分15秒4でトップに浮上。ルノーのヤルノ・トゥルーリが続く。
 しかしそのトゥルーリは4分後にコースオフ。コースに復帰するが、トップタイムを出せずじまいだった。
 ここまで8勝を挙げているミハエル・シューマッハーは、開始31分に1分15秒351でトップへ。さらにチェッカーラップで1分14秒944を記録し、トップで土曜1回目のセッションを終えた。2位クルサードとのタイム差は0.458秒。クルサード以下9位フィジケラまでが1分15秒台で、ミハエル・シューマッハーの1秒以内に入っている。BARホンダ勢はジェンソン・バトンが10位、佐藤琢磨12位とやや迫力不足だ。キミ・ライコネンはこのセッション、インスタレーションラップのみしかこなせていない。マシン・トラブルの可能性が大だ。


 土曜日午前10時15分からの4回目セッションの天候は依然として晴れ。気温19度、路面温度25度、湿度63%。風速は0.9〜1.5m/sと弱まって来た。しかし依然として肌寒い。
 まずは開始8分、ミハエル・シューマッハーが1分14秒742のトップタイムをマーク。その4分後には3回目セッションで走れなかったライコネンが1分15秒516で2位に入ってくる。
 セッション開始16分、ザウバーのフィジケラがターン17の縁石乗り越えでフロント・サスペンションが壊れ、タイヤが外れかかってコースオフ。右前からバリアにクラッシュして、マシンは小破してしまった。フィジケラは無事だ。
 マクラーレン勢はニューマシンの恩恵もあってか好調で、セッション開始22分にはクルサードが1分14秒977で2位に浮上。さらにその2分後にはライコネンが1分14秒513でトップに浮上してくる。
 これまでなかなか上位に進出してこなかったBARホンダ勢は、満を持して終了8分前に佐藤琢磨が3位に浮上してくると、さらに終了2分前にはバトンが2位へ。ミハエル・シューマッハーのタイムを上回ってきた。
 そして11時ジャストにチェッカー。キミ・ライコネンがニューマシンのデビュー戦でセッション・トップとなった。バトン2番手、ミハエル・シューマッハー3番手、佐藤琢磨4番手。地元フランスのオリビエ・パニスが6番手、昨日のフリー走行でトップだったクリスチアーノ・ダ・マッタも7番手と、トヨタ勢も健闘している。モントーヤは1分21秒台で最後尾タイム。トラブルだろうか? マルク・ジェネも11位と、ウイリアムズ勢は冴えず。セクタータイムは、セクター1はフェラーリ勢、セクター2、3はルノー勢が最速。地元フランスのルノーは最前列狙いに来るだろうか? 予選は日本時間で20時から開始される。




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