トヨタ・モータースポーツ有限会社（ＴＭＧ）は、新たにパナソニック・トヨタ・レーシングのスポンサーとして、アメリカを基盤とするＩＴ企業であるＢＭＣソフトウェアとのスポンサー契約を７月１日（木）に、締結したと発表した。
　今週末マニクールで開催されるフランスＧＰから、“トヨタＴＦ１０４”のフロントウィング翼端板と、チームのモーターホーム、ガレージ内ピットボードやチームトラックにＢＭＣソフトウェアのロゴが描かれることになる。
　ＢＭＣソフトウェアは、ビジネス的な観点から、企業のＩＴインフラの管理や構築を行う、トップクラスのプロバイダ企業である。ビジネスサービス管理に加え、主要な企業システムやデータベース、サービス管理などのソリューション構築も行っている。
　ＴＭＧ社長のＪ．ハウエットは、「ＢＭＣソフトウェアとのエキサイティングな新しいパートナーシップは、我々のＩＴ環境の整備と、経営との両面における最適化への強い味方となってくれるはずだ。戦略的な計画立案を増強し、また、コスト削減にも繋がるなど、我々が目指す、長期的なＦ１プログラムでの成功への重要な要素となる」と語った。
　ＢＭＣソフトウェアのヨーロッパ・中東及びアフリカ担当副社長　Ｈ．ヴァン・シュテックは「パナソニック・トヨタ・レーシングをスポンサードする事で、我々はチームワークや信頼性について多方面にプロモーションを行うことが出来る。また、我々がＦ１を選んだもう一つの理由は、直接Ｆ１の現場で、ＢＭＣソフトウェアのブランドをアピールできるということであり、これは大変な効果をもたらすだろう。トヨタは、Ｆ１において、全てを一つ屋根の下で自社開発している２チームの内の一つであり、これは、チームの目標達成へ向けて、ＩＴが非常に重要な役割を持っているということでもある。我々は、ビジネスサービス管理による戦略において、最大限の支援を行っていきたい」と語った。

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