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雨の開幕、バリチェロがトップタイム

2004年7月2日

 F1第10戦、フランスGPがマニ−クール・サーキットで開幕。今シーズン初めて雨のセッションとなったフリー走行1回目は、フェラーリのルーベンス・バリチェロがトップタイムをマークした。

 金曜日の11時から行われたフリー走行1回目の天候は、開始当初は晴れ。上空に厚い雲が垂れ込め、その間から陽が差し込む天気だ。気温20度、路面温度27度、湿度61%というコンディションになっている。
 前戦アメリカGPで負傷したラルフ・シューマッハーの代わりにウイリアムズBMWのステアリングを握るのは、マルク・ジェネ。マクラーレン・メルセデスのレースカー2台はバージョンアップモデルのMP4−19“B”となっており、スペアが旧車MP4−19という陣容である。
 まずはセッション開始7分、ここまで9戦8勝のミハエル・シューマッハーが、周回4周目に1分15秒713のタイムをマーク。コーナー途中でフラつきながら、昨年のポールタイムより0.7秒遅いタイムをマークしている。
 フェラーリ勢は、続いて開始12分にルーベンス・バリチェロが1分15秒467でミハエル・シューマッハーのタイムを上回りトップに浮上。しかしその直後の11時13分、雨が落ち始める。ついに今季初のウエット・トラックになった。
 コース上では、開始16分にBARホンダのテストドライバー、アンソニー・デイビッドソンがターン13でコースオフ。コースには復帰するが、その後コース上に誰もいない状態が続く。気温19度、路面温度23度と若干下がっている。


 そんな中、開始24分にジャガーのビョルン・ウィルドハイム、ジョーダンのニック・ハイドフェルド、BARのデイビッドソン、ウイリアムズのジェネらがウエット・タイヤでコースイン。開始25分にはエクストリーム・ウェザー・タイヤ使用許可が出る。デイビッドソンは1分40秒823のタイムをマークするが、ドライ時の25秒落ちだ。
 11時29分、ウエットを走行していたファン−パブロ・モントーヤがターン6でスピンし、コースオフ。グラベルで跳ねて転覆寸前、バリアにクラッシュ! モントーヤは無事ながら、マシンはウイングが壊れ、タイヤがすべて曲がってしまった。黄旗2本振動。皮肉なことにこのアクシデントの後、雨がやみ、青空が顔を出す。気温19度、路面温度24度というコンディションだ。
 11時31分には、ようやくトラックがクリアになるが、まだまだ完全にドライにはならず、ようやく開始50分にストレートがほぼドライになった程度。そしてそのまま12時にチェッカーとなった。気温21度、路面温度26度という終了時のコンディションとなっている。
 ウエットでの最速はデイビッドソンで、1分26秒552。フェラーリ勢はウエットで走らずじまいだった。マーク・ウエーバー、キミ・ライコネン、デイビッド・クルサード、ジャンカルロ・フィジケラらはインスタレーションラップのみしかこなしていない。前戦アメリカで初表彰台を獲得した佐藤琢磨は、10周をこなし16番手だった。




レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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