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セットアップを変えない決断が正しい方向へ。鈴鹿で課題だったウォームアップも大幅改善【角田裕毅F1第4戦展望】

2025年4月13日

 2025年F1第4戦バーレーンGPの予選で、角田裕毅がレッドブル移籍2戦目でQ3進出を果たした。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも予選7番手に入り、レッドブルが2台そろってQ3に進出したのは今シーズン初めてとなった。


 しかし、予選が始まるまでの角田は決して順調ではなかった。土曜日のフリー走行3回目では、角田はなんと最下位の20番手でセッションを終えていたからだ。

「金曜日からセットアップを変えたのですが、このマシンでパフォーマンスを発揮するのはとても難しく、どうすればベストな走りができるのか、まだ学んでいる最中なんです。このマシンがパフォーマンスを発揮できるようにウインドウ内に留まるためにかなりの集中力が必要なんです」


 苦戦の理由を角田はそう語った。フェルスタッペンもマシンの出来には満足できずフリー走行3回目は8番手に終わった。そのため、予選に向けてフェルスタッペンはセットアップを変更したという。しかし、角田は変えなかった。その理由を角田はこう説明した。


「FP3の後、マックスはさらに変えましたが、僕はレッドブルに来て2戦目ということもあり、あまりごちゃごちゃしたくなかったので、変えませんでした」

【角田裕毅F1第4戦展望】
2025年F1第4戦バーレーンGP 角田裕毅(レッドブル)

 セットアップを変えることでマシンの状態はよくなるかもしれないが、変えたセットアップにぶっつけ本番で対応しなければならない。角田はそのリスクを嫌ったと思われる。


 さらに角田には日本GPの予選で露呈したウォームアップの課題もあった。その課題をクリアするためには、予選前にセットアップを変更することは得策ではないと考えたのかもしれない。そして、その決断は間違ってはいなかった。


 予選Q1を14番手で通過した角田にQ2で不運が訪れる。ニュータイヤを履いてタイムアタックに入った直後に、ハースのエステバン・オコンがクラッシュして赤旗となったからだ。タイムアタック中だった角田は、途中でアタックを断念しなければならず、Q2を突破するため残されたニュータイヤは1セットだけとなった。それでも、角田はその1セットのニュータイヤで見事なアタックを披露。10番手でQ3進出を決めた。タイヤのウォームアップも今回はうまくいったと角田は振り返る。


「タイヤのウォームアップは悪くなかったと思います。鈴鹿からかなりステップアップできたと思いますが、簡単ではないです。まだまだ意識してやらないとうまく行かないという感じです」

角田裕毅(レッドブル)
2025年F1第4戦バーレーンGP 角田裕毅(レッドブル)

 タイヤのウォームアップが今回成功したのは、レースエンジニアとのコミュニケーションの向上があった。角田は金曜日のセッションでレースエンジニアのリチャード・ウッドとコミュニケーション面でうまく行かず、「今夜はふたりで外出して話し合う必要があるかも」リリースに綴っていた。


「外出はしていませんが、予選でのコミュニケーションは悪くなかったと思います。ただ、まだ噛み合っているというわけではないので、改善は今後も図っていきたいです。ウッディ(ウッドの愛称)はひとりの人間としては、僕ととても気が合い、将来めちゃめちゃ噛み合うための材料はそろっているので、焦らずゆっくりステップアップしていきたいです」


 予選でQ3に初進出した角田。日曜日のレースの目標はもちろん、レッドブルでの初入賞だ。


「簡単ではないですが、ポイント獲得で終わりたい」


 そう言ってレッドブルのホスピタリティハウスに帰った角田は、さっそくウッドとミーティングを開始した。

【角田裕毅F1第4戦展望】
2025年F1第4戦バーレーンGP 担当レースエンジニアのリチャード・ウッドとミーティングを行う角田裕毅(レッドブル)


(Text : Masahiro Owari)


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