Q&A:トゥルーリ&アロンソ(ルノー)
2004年7月1日
ルノーのヤルノ・トゥルーリとフェルナンド・アロンソは、今週末フランスGPに挑む。ルノーの本拠地で行われるため、チームにとって特別な意味を持つ一戦だ。このサーキットについて、2人はどう思っているのか、話を聞いてみよう。
Q:ヤルノ、今シーズンも中盤となりましたが、チームの現状をどう評価していますか?
ヤルノ・トゥルーリ(以下JT):すごくうまくいっていると信じているけど、BARのパフォーマンスがある部分で、そしていくつかのサーキットで、僕たちを上回っているのを忘れちゃいけないよね。僕らがシーズンが終了した時点で今のポジションにいたいと思ったら、今後のレースでマシンからベストの力を引き出すことに集中しなくちゃいけないし、同時にパフォーマンスを上げるために必死に頑張らなくちゃ。チームもそれをよく分かってるし、僕も僕たちはやれるっていう自信があるよ。個人的には、ドライバーズチャンピオンシップ3位でシーズンを終えるのが目標さ。
Q:あなたはいつも、ドライバーやエンジニアがセットアップに苦しむようなテクニカルなサーキットが好きですね。マニ‐クールも、その基準に当てはまりますか?
JT:もちろん。テクニカル・サーキットと呼ぶのにぴったりだね。1周の間にあらゆる種類のコーナーが含まれているし、コースのどの部分でもマシンの反応が良くないといけない。速く走ろうと思ったら、ハンドリングが敏感で回頭性に優れていることが必要なんだ。――特にターン2から3、またターン6から7、11から12の高速セクションはね。そういうマシンは低速のヘアピンでは理想的ではないけど、ハイスピードのエリアがラップタイムで重要だから、それで走らなくちゃいけない。あと、オーバーテイクされないようにしないとね。
BODY2Q:フェルナンド、シーズンの半分を過ぎましたが、シーズン初めのあなたの予想と比較して、今のポジションはどうですか?
フェルナンド・アロンソ(以下FA):全体的に予想していたよりも良かったけど、それはコンストラクターズチャンピオンシップに限ったことで、僕のドライバーズチャンピオンシップでの位置はそうでもないね。マクラーレンとウイリアムズが転落して、僕たちが2位にいるって、ちょっと驚きだよね。BARのパフォーマンスもびっくりだよ。今、彼らは僕たちの後ろにいるけど、夏の間、ものすごい接近戦になると考えられるね。僕自身のこととしては、5位というのはそんなに悪くないと思う。3レース完走できなくて、2レースは後方からスタートしたんだから。だから、それなりにうれしいけど、シーズンの後半は、もっともっと力を発揮したいね。
Q:マニ‐クールでドライバーが優先することは何ですか?
FA:マニ‐クールは変わったサーキットだね。コースのそれぞれの場所で、それ相応のマシンのセットアップが必要だから。かなり高速のコーナーがいくつかあるんだが、そこではそのスピードに最適なダウンフォースレベルの、安定したマシンにしたい。でもターン5のタイトなシケインや最終シケインの手前では、優れたトラクションとブレーキング時の信頼性が必要なんだ。妥協点を見つけなくちゃいけないけど、それこそ大変さ。その他の重要なポイントはタイヤだね。路面温度がすごく変わりやすいから、タイヤ選択を間違わないようにするのが大切だ。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |