F1第3戦日本GPに向けて、レーシングブルズに復帰したリアム・ローソンが、お気に入りのコースのひとつである鈴鹿サーキットでレースをするのが楽しみであると語った。ローソンはレーシングブルズの前身アルファタウリ／RBで合計11戦に出場した後、2025年にレッドブル・レーシングのレギュラードライバーに選ばれたが、2戦を終えた段階で、角田裕毅と交代されることが決定した。

　ローソンは2023年にアルファタウリで日本GPに出場。またこの年には全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦し、ランキング2位を獲得しており、鈴鹿は馴染みのあるコースだ。

「今週末、日本でレースができるのを本当に楽しみにしている」とローソンは語る。

「鈴鹿はカレンダーの中でもお気に入りのコースのひとつだ。運転していて楽しいコースだよ。スピードがかなり速いから、F1カーで走るのがとても楽しいんだ」

「今週末は、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズに再び加わる。僕にとって大きなチャンスだよ。このチームとまた一緒に仕事ができることをとても楽しみにしている。いつもどおり、全力を尽くして戦うつもりだ」

　レーシングディレクターのアラン・パーメインはローソンを歓迎、彼がマシンの力を最大限に引き出すことに期待していると語った。

「チームに戻って来るリアムを歓迎する。彼は2023年にスーパーフォーミュラに出場していたことから、このコースをよく知っている。彼とアイザック（・ハジャー）が協力し合って働き、今回も、そして今後のグランプリでも、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出してくれることを期待している」

　ルーキーのハジャーは、「日本に行くのが本当にうれしい。カレンダーのなかでも大好きな国なんだ」とコメントした。

「鈴鹿で走った経験はある。少し前のことではあるが、モナコと並んで大好きなサーキットだよ。F1カーで走るのは今回が初めてだ。信じられないぐらい速いと感じるだろうね」

「最初の2戦の週末では、僕たちのペースはかなり良かったと思うから、今回、チームとしてどういう結果を出せるのかが楽しみだ。前回までのペースを再現して、ポイント獲得のために戦いたい」