[TOYOTA]F1、WRC、CARTの名車がグッドウッドを走行
2004年6月28日
モータリゼーションとモータースポーツの足跡をつぶさに現代へと蘇えらせる“グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード”。その第12回目となる大会が、イギリス南部、ロンドン南方70マイルに位置するグッドウッド・チチェスターで開催された。
トヨタは、この伝統のイベントに3回目の参加。広大な屋敷を開放した会場に集う、この日を待ちわびた12万人の大観衆に、脈々と培われてきたトヨタの“モータースポーツ・スピリット”を披露した。
今年は、トヨタの車史を飾るスポーツカー“トヨタ2000GT”のレース仕様車が加わり、より充実したラインアップで全長1.16マイル(1.856Km)のヒルクライムに出場。世界から集まった名だたる名車、栄光のマシンに加わり、熱き血統をアピールした。
トヨタ・ローラ(2002)
CARTシリーズダブルタイトル獲得
ドライバー:C.ダ・マッタ (パナソニック・トヨタ・レーシング):
「昨年は、トヨタ7も運転する幸運に恵まれたが今年は、私にとって最も記念すべき“チャンプカー”での参加となった。F1GPの合間に、とてもリラックスした時を過ごせた」
トヨタTF103(2003)
2003年ドイツGP5位獲得
ドライバー:O.パニス (パナソニック・トヨタ・レーシング):
「150回目のF1GPを終えたばかりだが、このイベントに参加すると、その戦歴さえ霞んでしまう。次戦フランスGPへと、さらに闘志の沸いた週末となった」
トヨタTS010(1992)
SWC初戦優勝、ル・マン24時間レース2位
ドライバー:関谷正徳 (元トヨタ・ワークス/トムス):
「過去2回よりも確実に盛り上がっている。多くの人々がこのイベントを望み、絵画展とは異なる、“動く”芸術品を鑑賞し堪能する熱い視線を痛いほど感じた1日だった」
トヨタセリカ(1993)
WRCダブルタイトル2年連続制覇
ドライバー:J.カンクネン (元TTE):
「私のラリー人生で最も充実した時を共に戦いダブルタイトルをものにした“愛車”がセリカだ。今、再び、走らせると当時の思い出が蘇る。素晴らしい週末だった」
トヨタ自動車(株)取締役副社長 斎藤明彦:
「過去2回、“トヨタ7”と共に参加、トヨタのスーパー・スポーツ・マシンを海外のファンの方にご覧にいれた。3年目の今年は、是非、“トヨタ2000GT”の勇姿をお見せしたいと、心を躍らせてやって来た。また、この素晴らしいイベントに広大な敷地を解放しているチャーチル・マーチ卿にプリウス・サーキット仕様の参加を打診したところ、大変喜んでいだだき、ハイブリッド車最初の出場を果たせて大変に嬉しい。これからも、トヨタが考える幅広いモータースポーツ、そして、トヨタの文化、歴史をしっかりと、次世代へと伝えていきたい」
トヨタ自動車(株)モータースポーツ主査 松井 誠:
「伝統のグッドウッドでプリウス・サーキット仕様を走らせたことに、誇りを持っている。未来のモータースポーツ・シーンに、ハイブリッドの時代が来ることを確信している。トヨタが挑戦を続けるモータースポーツを温かく見守っていただきたい」
関連ニュース

1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

