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ウイリアムズ、手違いでフレキシブルウイング監視映像を提出できず、5万ユーロの罰金。ウイングに違法性はなし

2025年3月22日

 ウイリアムズは、F1中国GPのFP1後、走行中のウイングを映した映像ファイルを規定された時間内にFIAに提出しなかったため、50000ユーロ(約800万円)の罰金を科された。そのうち40000ユーロ(約650万円)については、同様の違反が2025年12月31日までに発生しなかった場合に限り、執行が猶予される。

 FIAはフレキシブルウイングを監視するために各車に車載カメラを搭載し、その映像を提出することをチームに義務付けている。


 3月19日に発行されたボディワークの柔軟性に関する指針を示す技術指令TD034Lには、次のことが明確に定められていた。


「チームは、カメラを装着するセッションの開始少なくとも10分前までに、適切な形式(FAT32またはexFAT形式)でフォーマットされた空のSDカードを挿入した状態でカメラを装着する責任を負う」

アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズFW47)
2025年F1第2戦中国GP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズFW47)

 しかしウイリアムズは映像を記録するためのSDカードを挿入しなかった。チームは、カメラにFIAが提供するSDカードが装着されていると考え、実際にSDカードが装着されているかどうかを確認しなかったという。


 セッション途中でカメラのランプが点滅していたことに気付いたが、チームは点滅が何を意味するのかを知らず、セッション終了後にSDカードが装着されていなかったことが分かった際に、その事実を技術代表に報告しなかった。


 スチュワードは、「技術規則におけるボディワークの柔軟性要件に関し、ウイングが規則に適合していなかったという指摘は一切なかったことを明確にしておく」と述べている。


 しかしTD034Lで「チームが空のSDカードをカメラに装着する責任を負う」と定められているにもかかわらず、ウイリアムズがその指示に従っていなかったことは明白であるとして、スチュワードは「前方および後方カメラで記録された映像ファイルを指定された期間内に提供しなかった」という事実に対し、ウイリアムズに50000ユーロの罰金(そのうち40000ユーロについては執行猶予付き)を科すことを決めた。


 FIAは、ウイングの柔軟性を厳しく制限する姿勢を見せており、開幕戦オーストラリアGP直後、中国GPからリヤウイングの柔軟性の検査を厳格化することを発表した。



(Text : autosport web)


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