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競争力の高さに驚くマクラーレン代表「自らに課した目標をいくつか達成した」“野心的”なアプローチが功を奏す
2025年3月19日
マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、開幕戦オーストラリアGPで見えたMCL39の競争力の高さに驚いたと明かした。
オーストラリアGP終了時点で、ランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の差は0.895秒だった。しかし、天候がチームとドライバーにとって賭けとなるまでは、メルボルンでマクラーレンが他のどのチームよりもはるかに速いマシンを持っていたことは明らかだった。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のクラッシュでセーフティカーが出動するまで、フェルスタッペンはノリスから19秒以上遅れており、ジョージ・ラッセル(メルセデス)はさらに15秒遅れで4番手だった。

予選ではすでに、マクラーレンのMCL39がアルバート・パーク・サーキットで勝てるマシンであることは明らかになっており、世界チャンピオンのフェルスタッペンはノリスに0.4秒近く後れをとっていた。ステラは、このコースではマシンがより速くなることを期待していたものの、ライバルたちとの差に驚いたことを認め、「マシンの競争力の高さは、我々にとって少々驚きだ。だが、程度の点では驚きだが、目標という点では驚きではなかったと言える」と語った。
「このマシンは、我々が自らに課した目標のいくつかを達成したようだ。公正を期して言うならば、次のレースではそのレベルがさらにわかるだろうし、それによって競争力の順位をよりよく理解できるようになるだろう」

ステラにとって、この素晴らしい結果の基礎は10カ月以上前にさかのぼるものだ。
「昨年、2025年のマシンにどのようなアプローチを取るべきかを決めようとしていたときのことだ。マイアミでのアップグレード後の2024年型マシンは、かなり競争力があるように見えたことを考慮し、我々は野心的でありたいと考えた。なぜなら、フェラーリ、メルセデス、レッドブルに見られた競争力のレベルが非常に高く、油断する余地がなかったからだ」
その結果、設計チームは積極的なアプローチを取ることになった。
「我々は、空力効率に関係するいくつかの技術的目標を自分たちに課したが、機械的な観点やタイヤとの相互作用も改善したいと考えていた」
「今日は、マシンがタイヤと非常にうまく相互に作用していることがわかった。最初のスティントで他のマシンとのギャップを広げることができたからだ。これはマシン自体のことだけではなく、マシンがタイヤに対してどれだけ負担をかけないかということも関係していると思う」
しかしながら、ステラは残りのレースについては慎重な予想をしており、次のように指摘した。
「たとえば今週末はフェラーリが見られていない。彼らは実際には我々からそれほど離れていないと思うので、来週末には中国でより多く見られるようになるだろう。そして、実際の競争力の状況がどうなっているのかを確認するためには、さらに数回のレースを経る必要があるだろう」

(Text : GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

