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元F1最高権威者エクレストン、レーシングカーのコレクション69台をレッドブル創設者の息子へ売却

2025年3月10日

 レッドブルの共同創設者のひとりである故ディートリッヒ・マテシッツの息子マーク・マテシッツは、2月最終週に、バーニー・エクレストンのレーシングカーコレクション一式を、両名が合意した非公開価格で購入した。

 F1の元最高権威者エクレストンは、5億ドル(約700億円)以上の価値がある自身のコレクションをオークションに出品することを決めていたが、オーストリアの億万長者マテシッツは、彼に直接オファーをすることを決め、ふたりの間で価格交渉が行われた後、売却の合意に至り、公表された。

 40年以上にわたりF1の商業面を率いたエクレストンは、69台の貴重なコレクションを所有していたが、そのほとんどは1950年代と1960年代にスクーデリアが保存していたレース用のフェラーリのマシンの一部だった。エンツォ・フェラーリは彼の哲学に従って、不要になったシャシーや、プライベートドライバーに販売していないシャシーをすべてスクラップにし、その金属を新しいシャシーの製造に使っていた。そのため、1961年シーズンを席巻した画期的なTipo156はどれも現存せず、現在歴史的イベントやデモンストレーションイベントで使用されているのは、エンツォ・フェラーリの死後、この25年間に作られたレプリカにすぎない。

 エクレストンが売却したフェラーリ車のなかには、ミハエル・シューマッハー、ニキ・ラウダ、マイク・ホーソーン、アルベルト・アスカリらがドライブしてタイトルを獲得したマシンや、エクレストンが1971年から1987年末まで所有していたチームの最も価値の高いブラバム、またネルソン・ピケが1981年と1983年にドライブしてチャンピオンシップを制した2台のシャシーが含まれている。

 エクレストンは、自身のカーコレクションのすべてを売却する決断をした理由について、次のように説明した。

「私は94歳で、運がよければあと数年は生きられるかもしれない。誰にわかるだろう? 私がいなくなったときに、妻のファビにこれらのクルマをどうしたらいいのか悩ませたくなかったのだ」

「私は自分のクルマをすべて愛している。5年前にこれをやるべきだったのかもしれないが、今まで手が回らなかった」

 エクレストンは、コレクションが新しい所有者のもとでそのままの形で残ることを非常に喜んでいる。

「これらはユニークな車両だ。スポーツの歴史に名を残し、技術的なかつ画期的な成果を残してきた。これらはF1の70年の歴史を体現するものであり、このコレクションが現在最高の人物の手に渡るということは、私にとって大きな意味がある。マークは我々が想像できる最高かつ最も尊敬できるオーナーだ」

 32歳のマーク・マテシッツは、「バーニーが私にこの歴史的に重要なコレクションの管理を任せてくれたことをとてもうれしく思う」と述べた。

「コレクションは慎重に保存され、何年にもわたって拡張され、近い将来、適切な場所で一般に公開される予定だ」

 レッドブルは、シュピールベルクに独自のグランプリサーキットを所有しているおり、マテシッツはサーキット周辺の土地に新しい博物館を建設し、レッドブル、トロロッソ、アルファタウリのマシンも含む自身のカーコレクションを展示する可能性がある。もしくは、ザルツブルク空港の隣にあり、彼の亡き父親の素晴らしい飛行機コレクションを展示しているハンガー7の隣に別の建物を建設するかもしれない。

(GrandPrix.com / Translation : AKARAG)


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