ジャガーのチームボス、トニー･パーネルは、最近行われた代表ミーティングの席上で、F1に残るかどうか保証できないと語ったと、itv.comが伝えている。
　チームランキングで下にいるのは最下位であるミナルディのみと、厳しいチーム状況である。特に信頼性においては低いと言わざるを得ない。その代表ミーティングにおいて、F1界のボスであるバーニー・エクレストンが2005年シーズンにジャガーチームが残っているのかをたずねたところ、パーネルは芳しくないものであったようだ。「すべて上手く行くように努力はしているが、来年の契約は難しいかもしれない。」とパーネル。
　メインスポンサーのHSBCは、既に2005年以降の契約をするかどうか難しいと発表しており、エースドライバーのマーク･ウエバーは移籍する予定だ。ウエバーはウイリアムズ入りが濃厚であるが、これは活躍次第である。ジャガーとの契約に8月のハンガリーGPの時点でチームがチャンピオンシップの6位以内をキープできなければ、どのチームと契約しても良いことになっているのだ。
　ウエバーはこれについて次のように語っている。「来シーズンの問題より、今は信頼性のあるマシンを作る事が先決だ。」