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チームに馴染むべくファクトリーでイタリア語のスピーチを披露したハミルトン。スタッフが称賛

2025年2月17日

 ルイス・ハミルトンは、マラネロのファクトリーにいる全スタッフに正式に紹介された際、イタリア語で短い挨拶をし、フェラーリのスタッフ全員から即座に称賛を得たという。


 シャルル・ルクレールとハミルトンがマラネロのシミュレーターで作業し、シーズン前のテストプログラム全体を詳細に議論する長時間のブリーフィングに参加するなか、チーム代表のフレデリック・バスールは、2025年のラインアップを正式に紹介するために全従業員を招集することを決めた。


 バスールが片言のイタリア語で数語話した後、ハミルトンは携帯電話を取り出して、イタリア語で丁寧に書いたメッセージを読み上げ、みんなを驚かせた。彼はそれをゆっくりと読みながら、次のように語った。


「温かい歓迎に感謝しています。フェラーリでみなさんと一緒にこの新しい冒険を始めることができてうれしいです。このチームの一員になることがずっと僕の夢でした。みなさんと一緒に仕事をすることを楽しみにしています」


 ハミルトンがスピーチを終えると、会場にいた800人以上の人々から盛大な拍手が起こった。その数分後にルクレールがチームスタッフに向けてスピーチをする番になった時も、同様の拍手が起こった。イタリア語が堪能なモナコ人のルクレールは、バスールやハミルトンよりもずっと長いスピーチをすることができ、彼の言葉が受けた反響は、ハミルトンの到着後も彼がイタリア人クルーの間で依然として人気があることを証明していた。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
フェラーリF1フィオラノテスト ファンにサインをするシャルル・ルクレール


 ミハエル・シューマッハーは、スクーデリア・フェラーリに在籍した11年間のうちに、フェラーリ内で神に近い地位にまで達したが、チームに在籍した最初の3、4年間はイタリア語が話せなかったため、メカニックやファクトリーのスタッフとの個人的な関係を築くのが難しかった。セバスチャン・ベッテルはメンターから学んだ後、2015年の初めにフェラーリに到着すると、できるだけ早くイタリア語を習得しようと全力を尽くした。ベッテルは2007年半ばから2008年にかけてトロロッソで1年半を過ごしたが、その18カ月で言語の基礎を習得できたため、作業は容易になった。


 ハミルトンは、スタッフ全員の前で初めての大切な日にイタリア語でコミュニケーションを取ろうと努力する姿勢を見せたことで、すでに彼より前にいたふたりのドイツ人チャンピオン以上に好感を持たれている。彼はレースの人間的側面の重要性を非常によく理解していることを改めて示した。結局のところ、レースやチャンピオンシップを制するには、ライバルよりも速く走る以上のことが求められるのだ。



(GrandPrix.com)


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