F速

  • 会員登録
  • ログイン

技術部門の強化を続けるフェラーリ。代表がザウバー時代から信頼を寄せるエアロダイナミシストを獲得

2025年1月22日

 フェラーリが技術部門の強化を継続するなか、現在マラネロで3年目を迎えるフレデリック・バスール代表は、チームにとって理想的と考えられる体制を整えようと努力を続けている。


 先週、経験豊富なエアロダイナミシストのフランク・サンチェスがチーフエアロダイナミシストとしてスクーデリアに加わり、風洞で行われる作業を引き継ぐことが明らかになった。現在サンチェスは、過去3年半勤務したザウバーからガーデニング休暇を取っているが、同チームでもバスールに起用された経緯がある。そのため、バスールがこの同胞のエンジニアの能力に大きな信頼を寄せていることは明らかだ。


 数カ月後にジョナサン・ウィートリーがザウバーにチーム代表として加入するまで、マッティア・ビノットがザウバーのスポーツ面と技術面の責任者を務めることを考えると、サンチェスが契約上のガーデニング休暇が終了する前にヒンウィルを離れることは許されないだろう。なぜなら、ビノットはフェラーリから放出されたことを決して受け入れておらず、フェラーリが新しい人材を容易に獲得できるようにはしないからだ。

マッティア・ビノット&ジョナサン・ウィートリー
2024年F1第23戦カタールGP マッティア・ビノット(ザウバー・モータースポーツCOO&CTO)&ジョナサン・ウィートリー(レッドブル スポーティングディレクター)


 サンチェスはフェラーリの空力責任者であるディエゴ・トンディの直属となり、新しい仕事を始めるにあたっては2026年型シャシーのプロジェクトに専念する可能性が高い。2026年シーズンからF1に導入されることになる完全に新しいマシンの設計と開発にできるだけ多くのリソースを投資する必要があることを考慮すると、今年のマシンの開発には時間的制限があるからだ。


 サンチェスはF1で13年の経験がある。最初は2012年の夏まで約1年間マルシャで仕事をし、その後すぐにスクーデリア・トロロッソに加わって、イギリスのビスターでチームの風洞プログラムに携わった。サンチェスは、バスールの最初のオファーを受け入れてザウバーに移籍するまでレッドブルのジュニアチームに8シーズン在籍し、移籍後も風洞プログラムの責任者となった。


 その後マクラーレンから放出されたジェームズ・キーがザウバーに着任した際、サンチェスは何年も前に始まった協力関係を再開させた。しかし今回はバスールがふたたび声をかけ、サンチェスはマラネロへの移籍を受け入れた。彼は夏が始まる前に新しいチームで仕事を始める予定だ。



(GrandPrix.com)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号