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「我々は最後の準備をしている」ハミルトンの加入を心待ちにするフェラーリCEO。まもなくチームに合流へ

2025年1月20日

 近年のF1史上最も待ち望まれていた章と言えるだろうが、フェラーリCEOのベネデット・ビーニャは、ルイス・ハミルトンが来週、スクーデリアで2025年シーズンを正式にスタートさせることを認めた。


 ハミルトンは厳しいシーズンとメルセデスとの感動的な別れを経て、ついにイタリアの伝説的な跳ね馬の、象徴的な赤を身にまとう準備を整えた。7度の世界チャンピオンのマラネロへの移籍は、スポーツ界で最も成功したチームと最も多くのタイトルを獲得したドライバーが、スリリングな融合を果たすことを示している。


「とても興奮していて、始めるのがとても待ち遠しい」と、ビーニャはミラノで開催された公開イベントで語った。


「ルイスは来週フェラーリに来る予定だ。我々は最後の準備をしているところだ」


 ファンも評論家も、この歴史的なパートナーシップの可能性を話題にしてきた。フェラーリが約1年前の2024年F1シーズン直前にこのことを発表した際には、スポーツ界に衝撃が走った。


「大きな期待が寄せられている」とビーニャは続けた。「我々はほぼすべてのことに対して用意をしている。確実に準備を整えるだろう。変化は常に美しいものだ」

ベネデット・ビーニャ
フェラーリのベネデット・ビーニャCEO(2023年F1日本GP)

■ハミルトンの最初の週:エンジニア、シミュレーター、そしてフィオラノ

 ハミルトンにとってフェラーリでの最初の数日間は、紹介と下準備の組み合わせとなるだろう。彼の予定には、新レースエンジニアのリカルド・アダミを含むエンジニアたちとの会議が含まれている。アダミはこれまでカルロス・サインツや4度の世界チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルと仕事をしてきており、ベテランとして発言力を持つ。


 ハミルトンは、フェラーリのテストプログラムにもすぐに参加する予定だ。スクーデリアは、1月21日からフィオラノで旧型マシンを使った3日間の旧車テスト(TPC)プログラムを実施する。ハミルトンは1月22日(水)にマシンに乗り込み、チームメイトのシャルル・ルクレールとテストを分担する予定だ。


 マラネロでのテストは始まりに過ぎない。報道によると、ハミルトンがフェラーリのマシンに早く適応できるように、チームは今月末にバルセロナのサーキットで4日間のTPCセッションも予約しているという。これにより、ハミルトンはフルタイムドライバーに与えられるシーズン前の走行距離1000kmを完全に走行できるようになる。


 フェラーリとハミルトンの双方にとって、これは可能性と大きな希望に満ちた新たな章の幕開けだ。スポーツ界で最も象徴的な人物のひとりが、フェラーリの歴史的なレガシーにさらなる栄光を加える旅に乗り出すのを、世界は注目することだろう。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
ルイス・ハミルトン(メルセデス)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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