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[Honda]2列目グリッドを独占

2004年6月20日

 前夜のインディアナポリスは一時的に激しい雷雨に見舞われたが、2日目は朝から抜けるような青空が広がった。前戦カナダGPに続いて、通常より1時間早い午前8時からフリー走行は始まった。路面は完全に乾いているが、気温20C、路面温度21Cと、初日よりはかなり低く、前日の蒸し暑さと比べ、過ごし易い陽気となった。
 前日午後のフリー走行セッションで多くの周回を重ねられなかった佐藤は、午前中に行われた3回目、4回目のフリー走行で積極的に周回を重ね、ドライバー全20人中最多の37周をこなした。4回目、最後のフリー走行では、バトンがトップタイムを記録。佐藤もコンマ2秒落ちで3番手に付け、2・4番手にフェラーリの2台が挟まる形となった。午後の予選も、B・A・R Hondaとフェラーリの2チームによって、フロントローを争う展開が予想された。
 午後も快晴だが、ストレートでは強い向かい風が吹いている。路面温度は、1回目予選の始まる正午の時点で45Cまで上昇。その最初の予選では、3番手でアタックしたバトンが午前中のベストとほぼ同じタイムを出して、フェラーリのR・バリチェロに次ぐ暫定2番手タイムを記録。そしてセッション半ばに出走した佐藤は、チームメイトをコンマ1秒しのぐ暫定2番手タイムを叩き出した。最終的に1回目予選のタイムは、佐藤が4番手、バトンは8番手。2番手のJP・モントーヤ(ウィリアムズ)から9番手のM・シューマッハ(フェラーリ)までの8人が、僅かコンマ3秒内に収まるという超接近戦になっている。


 午後1時からの2回目予選は、時折り風速6メートル近い風が吹くコンディションの下で行なわれた。13番目に出走したバトンは、大きなミスもなくアタックを終え、1回目よりコンマ7秒遅いタイム。暫定ポールのM・シューマッハのコンマ4秒落ちで、暫定2番手に付けた。そして17番手、最終グループの2番目に出て行った佐藤は、最初の区間をほぼバトンと同じタイム。そして低速コーナーの続くインフィールドで、最速タイムを記録。最終区間でややタイムが伸びなかったものの、1分10秒601。M・シューマッハのコンマ2秒落ちで2番手につけた。最終的に、最後にアタックしたバリチェロが、M・シューマッハを上回るトップタイムを出し、今季初のポールポジションを獲得。佐藤は3番手、バトン4番手と、B・A・R Honda勢が2列目グリッドを独占。明日の決勝レースは2台揃って好ポジションからスタートすることとなった。


中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「予選の結果には満足しています。バトン選手、琢磨選手の2人とも、正確に仕事をこなした結果だと思います。明日は良いレースが期待できそうですね




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


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