F速

  • 会員登録
  • ログイン

旧型車を使用するテストの規則が変更に。フィオラノでのハミルトンの走行距離も短縮へ

2025年1月7日

 ルイス・ハミルトンは正式にフェラーリのドライバーとなり、デビューに向けてすでに準備を始めている。2025年F1世界選手権の開幕までまだ10週間あり、メルボルンでの開幕戦は3月14〜16日の週末に予定されているが、ハミルトンはスクーデリアのドライバーとしてのキャリアを順調にスタートさせることに重点を置いているため、いつもの長くてエキゾチックな冬休みは取らないつもりだ。


 フェラーリは、シーズン開幕前に2年前のマシンで走行することで、ドライバーがより早くスピードを発揮できるようになると考えているチームのひとつだ。ハミルトンは、2年前の2023年型マシン『SF-23』で数日間のテストを行い、新たな走行環境を体験することになっている。また、シャルル・ルクレールは2月19日に予定されている新車の発表前に、フィオラノで同じモデルのマシンで1日走行を行うとみられている。

フェラーリSF-23
2023年F1アブダビGP カルロス・サインツ(フェラーリSF-23)


 しかし、スポーティングレギュレーションの変更により、TPC(Testing of Previous Cars)レギュレーションの下で公式ドライバーが走行できる距離が1000kmに制限されたため、ハミルトンが6週間後にフィオラノで2025年型マシンを試す前に走行を行えるのは、長くても丸2日間となる。


 7度の世界チャンピオンであるハミルトンは、50年以上前に始まった伝統に従い、「僕の前の偉大なドライバー全員がそうしてきたように」フェラーリのドライバーとして初テストをフィオラノにあるチームのプライベートサーキットで行いたいと語っていた。これは実現しそうであり、現在計画されている走行距離は非常に限られているので、ハミルトンとチームにはまだ約900kmの走行距離が残されている。


 7度の世界チャンピオンが数週間のうちにフィオラノで33周(100km弱)を超えて走行するとは考えられていない。チームはそこから4日間サーキットを予約して、バルセロナへ移動することになる。これは、ハミルトンが残りの走行距離を走り、スクーデリアでの学習期間を完了できるように、その4日間の天候が十分良好であることを確認するための保守的な方法だ。


 現在のハミルトンの最初の仕事は、チームやスタッフ、そしてレースチームの手順とルーチンに慣れることだ。つまり、100回以上グランプリ優勝を飾った唯一のドライバーであるハミルトンは、あまり好んでいないシミュレーター作業をかなり行うことになる。また、シートポジション、今シーズン使用するステアリングホイールのレイアウト、そして新しいレースエンジニアであるリカルド・アダミとともに、使用する語彙の定義についても取り組むことになる。

フィオラノ・サーキット
フェラーリのテストコースであるフィオラノ・サーキット



(GrandPrix.com)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号