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レッドブルのマルコ、ローソンには「予選でもレースでもマックスから0.3秒以内」のタイムを期待
2025年1月8日
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ニュージーランド出身のリアム・ローソンに対する明確な期待を表明した。ローソンは2025年F1シーズンにレッドブルに昇格し、現F1世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンのチームメイトとなる
ローソンは、散々な2024年シーズンを過ごしたセルジオ・ペレスに代わり、F1史上最も優れたドライバーのひとりとともに競うという、途方もない課題に直面している。マルコによると、レッドブルはローソンが予選とレースの両方でフェルスタッペンのペースから“0.3秒以内”で走り、チーム内での地位を固めることを期待しているという。
■現実的な期待
2018年にダニエル・リカルドがチームを離れて以来、レッドブルのふたつ目のシートが厳しいものであることが証明されてきた。ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、ペレスの3人が、フェルスタッペンの一貫した桁外れのパフォーマンスに追いつくのに苦戦してきたのだ。
マルコは、ローソンが現実的な考えを持ってチームに加わることを強く望んでおり、21歳のローソンに対し、フェルスタッペンの座を奪おうとするのではなく、自身の潜在能力を最大限に引き出すことに集中するようアドバイスしている。
「チーム内では、現時点で最高のF1ドライバーと競争するのだということを念頭に置き、マックスの他の多くのチームメイトがやったような、テクノロジーで解決策を見つけようとしたり、ばかげたセットアップや戦略的なプレーをしたりすることは避けなければならない」と、マルコは『RTL』に語った。
「彼が最高だということを受け入れ、自分がどこまでできるか試さなければならない。しかし、『彼を倒してやる』と思ってレースに臨んではならない。彼のチームメイトは、全員がそうやって失敗した」
このマルコの警告的なアドバイスは、フェルスタッペンのチームメイトたちが、彼と競い合うという大きなプレッシャーに負けるのを何年も見てきたことから生まれたものだ。フェルスタッペンは、今日のF1のベンチマークとして広く認められている。
■パフォーマンスのギャップ
マルコは、ローソンがレッドブルでフルタイムのキャリアを始めるにあたり、達成すべき具体的な目標について説明した。ローソンのグランプリ出走は11回で、経験は限られている。それでもチームは、2024年はフェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得した一方で低迷したコンストラクターズ選手権シーズンに対し、ローソンが有意義な貢献をしてくれることを期待している。
「彼は予選でもレースでも、マックスから0.3秒以内のタイムを出さなければならない」
「コンストラクターズ選手権に向けてポイントを獲得するなら、これで十分だろう。可能であれば、彼はパフォーマンスも着実に向上させるべきだ」
0.3秒のベンチマークは厳しいものではあるが、それはレッドブルがローソンの才能を信頼していること、また、チームの期待外れだった2024年シーズンの繰り返しを避けるために競争力のあるセカンドドライバーを必要としていることを反映している。
ペレスはシーズン終盤に失速し、最後の10戦ではわずか21ポイントしか獲得できず、レッドブルがコンストラクターズランキングで3位に後退する大きな要因となった。
■ローソンの待望のチャンス
22歳のローソンは、2023年に負傷したリカルドの代役としてデビューしたが、フルタイムのシートを確保するには2025年まで待たなければならなかった。マルコは、ローソンの昇格確定を遅らせることになったペレスとの長期にわたる契約交渉のさなかに、若手ドライバーがフラストレーションを感じていたことを認めた。
「先ほども言ったように、彼はとても現実的な人間だ。そして彼は、F1に昇格するまでしばらく待たなければならなかった」
「そして、チェコ・ペレス(ペレスの愛称)との契約状況により、我々が契約上何か言えるようになるまでしばらく時間がかかった」
「そのため彼は少々落ち着かなかったが、言ってみれば、彼はとても安心したのだ」
この遅れはローソンの忍耐力を試したかもしれないが、最終的に彼はステップアップする立場に置かれた。レッドブルにとっては、コンストラクターズ選手権での優位性を取り戻したい重要な時期なのだ。
ローソンの昇格はレッドブルにとって新たな章の始まりであり、チームはこのニュージーランド人が大きなプレッシャーの下でパフォーマンスを発揮できる能力に賭けている。フェルスタッペンがチームの絶対的なリーダーであることに変わりはないが、ローソンが0.3秒差以内にパフォーマンスを収められるかどうかは、2025年シーズン中にレッドブルの成功を確実にする上で、極めて重要となる可能性がある。
高い期待と支援体制が組み合わされ、ローソンがフェルスタッペンのチームメイトとしての旅を始める準備が整った。彼がレッドブルの野心的な予測に応えられるかどうかは、これからのシーズンの重要なストーリーのひとつとなるだろう。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |