F1開催を目指すルワンダ。FOMの支持を得て誘致活動を行うとFIA表彰式で大統領が明言
2024年12月16日
ルワンダはF1の開催を目指しており、ポール・カガメ大統領は首都キガリで行われたFIAの表彰式において、F1の誘致活動に関してFOMの支持を得たことを明かした。
ルワンダは近代国家としての評判を築くために懸命な取り組みを行っている。なかでもスポーツは、前世紀の終わり近くに約100万人の命を奪った恐ろしい残虐行為の記憶を国民から消し去るために、政府が利用しているプラットフォームのひとつとなっている。
自転車競技は、ルワンダが大規模なスポーツイベントの開催を通じて自国のイメージを宣伝するために選んだ分野であり、来年のロード世界選手権は同国の首都キガリ周辺で開催される予定だ。ツール・ド・ルワンダはすでにワールドツアーのカレンダーの一部となっているため、世界選手権が開催されることは各国当局にとって当然の選択だった。
現在、モータースポーツはルワンダのイメージを高めるための第二の、そしてより高額の大規模プラットフォームとなっており、FIAはキガリで2024年最後の世界評議会と表彰式を開催した。そして、このイベントがルワンダにとっていかに重要であるかを示すため、同国大統領はイベントの最終日前日に演説し、ルワンダへのF1誘致活動が正式に決まったことを明らかにした。
ポール・カガメ大統領は、FIA代表者全員の前で短いスピーチを行い、「ルワンダがF1グランプリを開催することで、アフリカにレースの興奮を取り戻そうとしていることを正式に発表できてうれしく思う」と述べた。大統領はFOMの支持を得たことを認め、「これまでの話し合いで大きな進展があったことについて、ステファノ・ドメニカリと彼のチーム全員に深く感謝する」、「我々はともに、誇りに思えるものを築き上げていく」と述べた。
イベントを主催したルワンダ自動車クラブ会長のクリスチャン・ガクワヤは、次のように語った。
「アフリカがF1カレンダーの一部となる時が来た。ルワンダは国として、F1レースの開催に熱心に取り組んでおり、その準備は整っている。我々はF1の正式な枠組みのなかで活動しており、真剣な姿勢で立候補している。ルワンダはビザの自由度が高く、多くの目的地に航空会社が就航しているので、F1がアフリカに復帰するのに理想的な場所だ」
最後に、FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは次のように説明した。
「FIAカレンダーの重要な瞬間にルワンダにいることは、この国の強さの証であり、特にモータースポーツにおける影響力が高まりを見せている。我々は、イノベーション、持続可能性、交通安全などの主要分野における共通の価値観と目標に向けて足並みを揃えており、今後もパートナーシップを継続していくことを楽しみにしている。アフリカのモータースポーツの未来は明るい」
現在、南アフリカがキャラミをF1カレンダーに復帰させるため、政府から支援を得ている。ヨハネスブルグ郊外のサーキットで最後にグランプリが開催されたのは1993年だったが、F1のアフリカ復帰はこれまで以上に近づいているようだ。
(GrandPrix.com)
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