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2024年F1第24戦アブダビGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

2024年12月10日

 2024年F1第24戦アブダビGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。


■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=10位(58周/58周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

コンストラクターズタイトル獲得を祝うマクラーレン(オスカー・ピアストリ)
2024年F1第24戦アブダビGP コンストラクターズタイトル獲得を祝うマクラーレン(オスカー・ピアストリ)


 やったね! チームの一員として最高にハッピーだ。タフなレースだったけど、どうにかコンストラクターズ選手権を獲得できた。みんなにとって、これに勝るものはないよ。


 僕とランドのために働いてくれたマクラーレンのチームメンバー全員にお礼を言いたい。今年は良いことがたくさんある一方で、何度か残念なこともあったけど、それでもずっとプッシュし続けてきた。その姿勢がこういう結果につながったんだ。このチームと共に迎える未来に胸を躍らせている。来年もまた勝ちに行くよ。


(『Sky Sports F1』からフェルスタッペンの動きは楽観的すぎたと思うかと聞かれ)そう思うね。でも、彼はすぐに謝りに来てくれたし、スチュワードはペナルティを出した。その後はタフなレースになったけれど、今日僕たちは最大の目標を達成した。それが一番大事なことだよ。僕にとっては悲惨なレースだったけどね。


■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(58周/58周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2024年F1第24戦アブダビGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)


 カタールとこのアブダビの2戦をポイント圏内でフィニッシュして、ポジティブな形でシーズンを締めくくることができた。それには完璧なレース運びをして、なおかつ周囲のライバルの何人かが犯したミスを最大限に生かす必要があったけどね。


 F1史上最長のシーズンを終えて、冬の間にひと休みできるのを心待ちにしている。そこでいったんリセットして、すべての課題から学んで、また来シーズンに生かしたい。2025年には何人かの優れた人材が新たにチームに加わるから、この先が本当に楽しみだ。


■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=8位(58周/58周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)と小松礼雄代表
2024年F1第24戦アブダビGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)と小松礼雄代表


 チームはコツコツと努力を続け、シーズンの最初から最後まで着実にポイントを重ねてきた。そんな戦い方が功を奏したわけで、去年の状態と比べれば本当にうまくやったと思う。僕が満足感をおぼえ、誇りに思うのはまずその点だ。このチームの一員として、そうしたプロセスに参加できてとても楽しかったよ。


 僕自身もこの2年間を心からエンジョイできたし、気分良く笑顔でチームを離れることができる。チームに本当にありがとうと言いたい。おそらく僕のF1キャリアの中で最高に楽しい時間だった。


■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=7位(58周/58周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ピエール・ガスリーとジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
2024年F1第24戦アブダビGP ピエール・ガスリーとジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)


 コンストラクターズ選手権6位という成績を達成できて、チームの一員として本当にうれしいよ。今シーズンはいろいろと浮き沈みがあったけど、良いときと悪いときの差が極端だった。そして、何度かの厳しい時期を経ながら、いつも状況を好転させてきたチームの頑張りを心から誇りに思う。


 シーズン終盤にはマシンの競争力も上がってきて、予選ではQ3に残り、レースではポイント圏内を争えるようになった。


 終盤に入ってから、僕らと素晴らしいバトルをしたハースの健闘も称えたい。特にニコ(・ヒュルケンベルグ)と僕の間では、ドライバーズ選手権の10位を争う個人的な戦いもあったからね。例によって、今日も彼とは僅差の勝負になった。背後にぴったり付けられて、ずっと彼の動きを気にしていなければならなかったけど、どうにか僕の目標は達成できた。


 レースの途中で一時3番手を走れたのは気分的には良かったが、今日の僕が戦うポジションはそこではないことは分かっていた。最終的には何よりも重要なコンストラクターズ選手権6位を確保できた。チームのみんなにおめでとうと言わせてもらうよ。


■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(58周/58周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が接触
2024年F1第24戦アブダビGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が接触


 スタートがうまくいき、イン側に入ったが、エイペックスでオスカーとタイトになるだろうことにすぐに気が付いた。縁石上にとどまろうとしたが、残念ながらタイヤ同士が当たってしまい、2台ともスピンした。良いことではなかったね。


 オスカーにはすでに謝罪した。誰よりも接触したくない相手だったから、良い出来事ではなかった。その後は、厳しいレースになり、タイヤがオーバーヒートして苦戦した。残念ながらその状況のなかでペースを上げることができなかった。


 長いシーズンのなかで、今日の僕たちには、戦うための理由はあまりなかった。この後の休みが楽しみだ。スイッチを切り、リラックスして、友人や家族と過ごす時間を大切にしたい。


 来年に向けて取り組むべきことがあり、すでに良いアイデアを持っている。来年マシンに乗り込んだ時にはっきりするだろう。僕たちにとって、浮き沈みの激しいシーズンだった。一方でマクラーレンはマイアミ以降、とても強かった。


 今シーズンについて、チームに感謝したい。長いシーズンだったが、チーム一丸となって戦い、最終的にドライバーズチャンピオンシップを獲得することができたのは、素晴らしいことだ。


(走行後にメディアに対して語り)インに飛び込んだ後に、ギャップが縮まっていることが分かった。それで抜け出そうとした。もちろん、オスカーと接触したくなかったからだ。でも残念ながらぶつかってしまった。あんなことが起こってほしくはなかった。特に彼が相手だとね。彼は素晴らしい人だから。でも事故が起きた。少し不運だった。


(ペナルティへの不満を語り)もう何も理解できない。まあいいよ。そんなことで怒るつもりはない。時間の無駄だからね。一番重要なのは、オスカーに謝ること、それだけだ。



(autosport web)


レース

4/11(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
4/12(土) フリー走行3回目 21:30〜22:30
予選 25:00〜
4/13(日) 決勝 24:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
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