フェルスタッペン、接触で後退し6位「ピアストリにはすぐに謝った」10秒ペナルティには不満/F1第24戦
2024年12月9日
2024年F1アブダビGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、4番グリッドから1ストップで走り、6位という結果だった。
フェルスタッペンは予選5番手だったが、4番手のニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が降格ペナルティを受けたことで、4番グリッドからスタート。良い蹴り出しで3番手カルロス・サインツ(フェラーリ)の前に出て、ターン1に向けて2番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のインに飛び込んだところで、接触が起きた。ピアストリはコースオフした後、最後尾に後退。フェルスタッペンは、スピンの後、11番手で復帰することができたが、後に、接触の原因を作ったとして、10秒のタイムペナルティ(ペナルティポイント2)を科された。
「1号車(フェルスタッペン)は、81号車(ピアストリ)をターン1入口のイン側でオーバーテイクしようと試みた。しかし並びかけてはいなかった」とスチュワードのレポートには記されている。
「2台はエイペックスの直後に接触した。スチュワードは、1号車のドライバーに全面的に非があり、彼が接触を引き起こしたと結論づけた」
フェルスタッペンはファーストスティントのなかで順調にポジションを上げ、3番手を走行していた29周目に唯一のピットストップを行い、ペナルティも消化。セカンドスティントは11番手からスタートし、45周目には6番手まで順位を上げていた。しかしその後は、前を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)を追うことはできず、フェルスタッペンは6位でチェッカーを受けた。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(58周/58周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
スタートがうまくいき、イン側に入ったが、エイペックスでオスカーとタイトになるだろうことにすぐに気が付いた。縁石上にとどまろうとしたが、残念ながらタイヤ同士が当たってしまい、2台ともスピンした。良いことではなかったね。
オスカーにはすでに謝罪した。誰よりも接触したくない相手だったから、良い出来事ではなかった。その後は、厳しいレースになり、タイヤがオーバーヒートして苦戦した。残念ながらその状況のなかでペースを上げることができなかった。
長いシーズンのなかで、今日の僕たちには、戦うための理由はあまりなかった。この後の休みが楽しみだ。スイッチを切り、リラックスして、友人や家族と過ごす時間を大切にしたい。
来年に向けて取り組むべきことがあり、すでに良いアイデアを持っている。来年マシンに乗り込んだ時にはっきりするだろう。僕たちにとって、浮き沈みの激しいシーズンだった。一方でマクラーレンはマイアミ以降、とても強かった。
今シーズンについて、チームに感謝したい。長いシーズンだったが、チーム一丸となって戦い、最終的にドライバーズチャンピオンシップを獲得することができたのは、素晴らしいことだ。
(走行後にメディアに対して語り)インに飛び込んだ後に、ギャップが縮まっていることが分かった。それで抜け出そうとした。もちろん、オスカーと接触したくなかったからだ。でも残念ながらぶつかってしまった。あんなことが起こってほしくはなかった。特に彼が相手だとね。彼は素晴らしい人だから。でも事故が起きた。少し不運だった。
(ペナルティへの不満を語り)もう何も理解できない。まあいいよ。そんなことで怒るつもりはない。時間の無駄だからね。一番重要なのは、オスカーに謝ること、それだけだ。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

