最新記事
- コラピントはチャンスを狙ってハードで第1ス...
- アロンソは予防措置でリタイアを選択。スター...
- サインツ、2度の速度違反はターン1での接触に...
- レッドブル、ドライバーラインアップの決断を...
- 「ピット戦略自体は悪くなかった」詳細は語ら...
- 【F1第20戦決勝の要点】新人ベアマン、優勝経...
- 【ポイントランキング】2025年F1第20戦メキシ...
- ノリスが今季6勝目、逆転で選手権首位に浮上...
- 【正式結果】2025年F1第20戦メキシコシティGP...
- 「アップデートなしに素晴らしい成果を出した...
- 「今季最高の予選なのにペナルティなんて!」...
- リヤウイングを変えて調整を続けるも「思った...
レッドブル&HRC密着:後れを認め、残る2戦も来季に向けデータ収集に注力。フェルスタッペンは「これが精一杯」の6番手
2024年11月30日
前戦ラスベガスGPでドライバーズチャンピオンを決めたマックス・フェルスタッペンとレッドブル。メディア対応や祝杯はレース後、約3時間にわたって行われた。
しかし、チーム全員での集合写真を撮り終えた後は、いつものレース集団へと戻った。ホスピタリティハウスではエンジニアとドライバーによるミーティングが行われ、メカニックたちは次のカタールGPへ荷物を送り出すために朝方までガレージで梱包作業に追われた。
ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)によれば、「日曜日の朝方、ホテルに戻った後、その日の夕方の便でアメリカを出発して、その後15時間ぐらい飛行に乗って、カタールに到着したのは月曜日の夜だった」と言う。
レッドブルとHRCのスタッフに浮かれた様子がないのは、今年のドライバーズ選手権におけるライバルたちの存在が理由だ。テクニカルディレクターのピエール・ワシェはこう語る。
「シーズン途中から我々の開発は誤った方向に進んでしまった。最悪だったのは、モンツァ(イタリアGP)。それまで、見えなかった問題が見えてきた。でも、そのおかげで、方向性を正すことができた。新しい方向性でアップデートしたマシンがオースティン(アメリカGP)のスプリントで勝ったことで、ようやく落ち着くことができた。それでも我々はまだライバルたちに後れをとっているため、残り2戦も気を抜くことなく全力で戦い、少しでも多くのデータを集めて、2025年のマシンが再び競争力のあるものになるよう努力したい」
その言葉が決して謙遜ではないことは、カタールGPの初日に行われたスプリント予選で、フェルスタッペンが6番手に終わったことでもわかる。
「正直に言って、クルマにまったくペースがない。ただ遅いだけだ。コーナーの進入から中盤にかけてのバランスが悪く、攻めることができない。6番手は望んでいた順位ではなかったけれど、今日はこれが精一杯だった」
スプリント予選後、フェルスタッペンはそう振り返った。
チームメイトのセルジオ・ペレスにとっては、フェルスタッペン以上に厳しいスプリント予選となった。渋滞にはまって、実力を出しきれないままQ1で敗退した。
「最終アタックでは、みんなギャップを広げていたんだ。ところがチャールズ(シャルル・ルクレール/フェラーリ)がホームストレートで追い抜いてきて、ターン1への進入で争うことになってしまった。 そこでコンマ数秒を失ってしまい、残念ながら脱落してしまった」
しかし、クリスチャン・ホーナー代表は、それはSQ1敗退の理由にはならないと厳しい。
「いまのチェコに求められているのは内容でなくいい結果だ。モナコGP以降、ひどいシーズンを送っているからだ。ここと次の週末(アブダビGP)では、結果を出す必要がある」
レッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)によれば、「アブダビGPの後に会議が予定されており、我々は株主たちにその結果を報告しなければならない。その報告をもとに株主たちが、来年の2チームのドライバーラインナップをどうするか決定するだろう」という。
その候補にはRBのふたりのドライバー、角田裕毅とリアム・ローソンのほかに、今年ウイリアムズからF1デビューしたフランコ・コラピントの名前も含まれているという。

(Masahiro Owari)
関連ニュース
| 10/25(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 10/26(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


