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F1の2024年第3四半期の収益はわずかに減少も、好調な業績を維持。総収益は前年を上回る見込み

2024年11月11日

 F1は2024年度第3四半期の財務結果を発表し、全体的な状況は依然として良好であるものの、前年同期と比較して主な収益がわずかに減少したと報告した。


 第3四半期の総収益は9億1100万ドル(約1391億円)で、2023年同期の8億8700万ドル(約1354億円)から2.7%増加した。しかしながら、F1の主な収益は8億8700万ドルから8億6100万ドル(約1315億円)となり、3%の減少となった。


 この減少は、主に四半期内に開催されるレース数の差によるもので、これは通常シーズンベースの収益に影響を及ぼす要因となっている。グランプリレースの商業権利保有者であるリバティ・メディアは、第3四半期の収益を発表するなかで、レースカレンダーの変更による影響を明らかにした。


「2024年の第3四半期には7レースが開催されたのに対し、2023年の第3四半期には8レースが開催された」とリバティ・メディアは述べた。


「22のイベントが開催された2023年と比べ、2024年のレースカレンダーには24のイベントが予定されている」


 今年の第3四半期スケジュールはイギリスGPからシンガポールまでで、そこには注目すべき変更点があった。この期間ではアゼルバイジャンGPと日本GPの開催時期が変わり、オーストリアは前の財務報告期間に移された。


「第3四半期のF1の主な収益では、今期に開催されたレースがひとつ少なかったことで放映権料とスポンサー収入が減少し、シーズンベースの収益の減少が認められた」

ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝
2024年F1第12戦イギリスGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝、ファンと喜びを分かち合う

ランド・ノリス(マクラーレン)が優勝、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が3位獲得
2024年F1第18戦シンガポールGP ランド・ノリス(マクラーレン)が優勝、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が3位獲得


 さらにスポンサー収入は、リバティが「レースの組み合わせがイベント固有の料金に与えた影響」と表現した要因により若干の打撃を受けたが、新たなスポンサー契約によりその減少は部分的に緩和された。


 第3四半期には、F1の3つの主な収入源であるレースプロモーション料、放映権料、スポンサーシップが、レーススケジュールが調整されたために引き続き影響を受けた。レース数が減るとメディア放映権契約からの支払いが少なくなり、特有のレース会場のラインアップが、イベント固有の料金の面でスポンサー収入に影響を及ぼした。


 それでも、新たなスポンサーが財務面で影響を和らげており、リバティ・メディアは通年で堅調な業績を期待している。


 主な収益は減少したものの、F1の営業利益は11%増加し、2023年の1億3200万ドル(約201億5600万円)から2024年には1億4600万ドル(約222億9300万円)に増加する見込みだ。


 このスポーツの年初のパフォーマンスは特に好調で、ビジネスの面では年間記録更新を目標に据え続けることができた。F1は昨年の総収益32億2000万ドル(約4917億円)を上回る勢いで進んでおり、第4四半期には目標達成が見込まれている。


「我々の事業は、優れた競争力と財務の勢いから恩恵を受けている」と、F1の会長兼CEOであるステファノ・ドメニカリはコメントした。


「2025年に向けてLVMHと画期的なパートナーシップを締結し、レノボやアメリカン・エキスプレスとの関係を拡大し、レゴやマテルのホットウィールとのライセンス契約を締結したことで、F1はレースカレンダーを超えてファンの家庭にまで広がった」


「スリリングなレースと接戦が行われているチャンピオンシップは、シーズンが進むにつれて視聴者数とデジタルエンゲージメントに利益をもたらした。レース観客数は今シーズンこれまでに580万人に達し、ほぼすべてのレースで満員となっている」


「ベテランドライバーと、将来長いF1キャリアを歩むであろう若手ドライバーの両方が、コース上で才能を発揮しているのを見るのは素晴らしいことだ」


 第3四半期の業績には複雑な側面があるが、F1は依然として財政的に堅調であり、急成長中のビジネスだ。このスポーツの長期戦略は、強力なブランド力と世界的な魅力が相まって、今後何年にもわたって継続的な成功につながっていくことだろう。

2023年F1モナコGP
ルイ・ヴィトンがデザインしたF1モナコGPのトロフィー(写真は2023年のもの)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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