最新記事
- 「彼からF1ドライバーと仕事をする方法を学ん...
- F1新レギュレーション初期はエンジン性能が序...
- 新王者ノリス、2026年のF1スーパーライセンス...
- 2026年にF1参戦のアウディがファイアアップ。...
- ホーナーの不適切行為が明るみに出ると、ペレ...
- FIA、F1における“根拠のない抗議”を一掃へ。...
- FIAシングルシーター部門責任者トンバジズが...
- F1予選フォーマットが11チーム22台への拡大に...
- ハースF1、2026年型マシン『VF-26』のローン...
- 「最優先事項はレースをすること」2027年のF1...
- ルイス・ハミルトンの父アンソニーが新たなレ...
- レッドブルの元戦略責任者がマクラーレンに正...
【F1第21戦無線レビュー(1)】スタート前から混乱発生「砂にはまった」「違うグリッドについた?」「君は正しい行動をした」
2024年11月8日
2024年F1第21戦サンパウロGP。今年は雨の影響でスケジュールが変更により、日曜日に予選と決勝レースを行うワンデー開催となった。サンパウロGP前半を無線とともに振り返る。
────────────────────
悪天候に翻弄された今年のサンパウロGP。現地時間午後12時30分からの決勝レースも、マシンがグリッドにつく時点では雨は止んでいたものの、降水確率は100%。いつ雨が降り出してもおかしくなかった。
マーク・スレード(→オリバー・ベアマン):20分後に雨が来る。最初はぱらっと来て、あとはけっこう大きな降りになりそうだ。
ウェット路面でのフォーメーションラップ。ターン4のブレーキングで、ランス・ストロール(アストンマーティン)がスピン、コースアウトを喫した。
ストロール:再スタートできるかな。
ベン・ミッチェル:まずはピットまで戻ってくるんだ。
しかしグラベルを横切ろうとショートカットしたストロールは、ハマって出られなくなってしまう。
ストロール:砂にはまってしまった。
これでスタートはやり直しに。グリッドにつこうとしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ふたつ前のストロールが不在のため、混乱をきたしていた。
ハミルトン:違うグリッドについたんじゃないかな?
13番グリッドのピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、14番グリッドのハミルトンが自分の前にいると報告した。
ガスリー:どうしてハミルトンは、僕の前にいるわけ?
マックス・フェルスタッペン:コラピントもグリッドを間違えてるよ。
ジャンピエロ・ランビアーゼ:スタート手順がめちゃくちゃになっている。今、確認しているところだ。ここで再スタートすべきじゃなかったんだ。
フェルスタッペン:だよね。グリーンライト点灯を待たなきゃいけないのに。
ポールシッターのランド・ノリス(マクラーレン)がエキストラフォーメーションラップと勘違いして出て行ってしまい、つられて角田裕毅(RB)を含む上位数台も出て行ったのだった。
ランビアーゼ(→フェルスタッペン):前の連中は混乱している。きみは正しい行動をしたよ。
改めてフォーメーションラップが始まった頃には、小雨が降り出していた。
ノリス:ポツポツ降り出した。
ジョージ・ラッセル:ブレーキがうまく効かない。
そう言いながらもジョージ・ラッセル(メルセデス)はホールショットを奪う。ノリスはまたも、ポールポジションを守れなかった。
3周目
サインツ:セクター3で大雨だ。
4周目
ランビアーゼ(→フェルスタッペン):この2、3分、強い雨が続くぞ。
予選Q1落ちを喫したハミルトンは、レース本番でもマシン挙動の悪さに手こずっていた。
9周目
ハミルトン:ライドがすごく悪い。跳ねまくってる。
レース序盤の混乱の下、12番手フランコ・コラピント(ウイリアムズ)にオリバー・ベアマン(ハース)が追突。これでベアマンは10秒ペナルティを科された。
スレイド:コラピントとの接触で、10秒ペナルティだ。
ベアマン:どうして? 彼はタイムロスしてないのに。
コラピント:ディフューザーをチェックしてくれ。(ベアマンが)かなり激しくぶつかってきたから。
14周目
ランビアーゼ(→フェルスタッペン):雨は30周まで続きそうだ。
ノリスは首位ラッセルの1秒以内まで迫るが、抜ききれない。
16周目
ノリス:抜くのに手こずっている。ストレートですごく遅い。
20周近く走り続けたインターミディエイトタイヤは、かなり摩耗が進んでいた。
18周目
ニコ・ヒュルケンベルグ:磨耗したタイヤだと、ウエット路面はすごく滑る。
ハミルトンはこの時点でもマシン挙動に改善の兆しはなく、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ベアマンにも抜かれて15番手まで順位を落としていた。
20周目
ハミルトン:クルマは運転できる状態じゃない。いたるところでロックアップするし、跳ねまくっている。
26周目前後。依然として首位ラッセルを抜けずにいたノリスが、チームにアンダーカットを提案した。しかし担当エンジニアのウィル・ジョゼフは否定的だった。
ノリス:ピットインして抜いた方がいいんじゃない?
ジョゼフ:考えている。
ノリス:ピットインしようよ。
ジョゼフ:いや、抜くつもりでピットインするな。トラフィックが多すぎる。タイヤはまだいける。
ノリス:そうじゃない。雨が強くなってきたんだ。でもピットインしない方がいいんだったら、ステイアウトするよ。
ジョゼフ:このタイヤは、まだいけると思う。ステイアウトしよう。
ノリス:了解だ。
ジョゼフ:シャルル・ルクレールはピットインして、トラフィックにハマっている。
もしこのままノリスがステイアウトしていたら、少なくとも表彰台には上がれていたことだろう。しかしノリス陣営は28周目に、ピットインの決断を下す。これが彼らの致命傷となった。
────────────────────
F1第21戦無線レビュー(2)に続く
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


