最新記事
- 2025年F1第12戦イギリスGP TV放送&タイムス...
- ザウバー、イギリスに新拠点をオープン。スイ...
- アルピーヌ、リザーブのポール・アーロンをザ...
- F1 Topic:ローソンの6位入賞を支えた岩佐歩...
- F1の2026年プレシーズンテスト日程が決定、開...
- 「こういうマシンを用意してもらえたことに感...
- 「勇気ある決断で1ストップ戦略を選択した」...
- ハースF1のグッドウッド初参加が決定。チーム...
- 「タイヤが溶けていく感じ」スタート後の好感...
- クラッシュのアントネッリに、次戦3グリッド...
- 【F1第11戦決勝の要点】アロンソが3戦連続入...
- 【ポイントランキング】2025年F1第11戦オース...
レッドブル&HRC密着:フェルスタッペン「コースに出た瞬間に厳しい戦いになるとわかった」バンプの多いセクター2で遅れ4番手
2024年11月2日
「スプリント予選が始まって、コースインした瞬間、今日は厳しい戦いになることがわかった」
F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選で4番手に終わったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はそう語り、こう続けた。
「路面の凹凸がひどくて、クルマをコントロールするのが難しかった。サーキット側は路面を補修したと言うけど、実際には走りにくくなったと思う」
国際自動車連盟(FIA)によれば、サンパウロGPの舞台であるインテルラゴス・サーキットは、ピットレーンを含めて路面が全面的に再舗装されたとなっている。これにより、アスファルトの表面の摩擦係数(ミュー)は下がり、摩耗レベルは昨年の測定値より大幅に低下した。だが、湖の間に作られたインテルラゴス・サーキットは、元々地盤が軟弱で、そのアスファルトの土台となる地面の凹凸がなかなか改善されない。そのため、アスファルトを新しくしても、場所によってアスファルト自体が波を打った状態となっている。
「どこもかしこも非常に凸凹していて、僕たちのクルマにはよくない。 凸凹したエリアではクルマが大きく跳ねてしまい、残念ながら、それがかなりのタイムロスになっている」(フェルスタッペン)
レッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)によれば、「ターン4と9でマクラーレンに比べてあまりにも多くの時間を失っている」という。ターン4もターン9もセクター2にある。
スプリント予選でトップタイムをマークしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とフェルスタッペンのセクターごとの区間自己ベストタイム差を比較すると次の通りになる。
セクター1:+0.032秒
セクター2:+0.251秒
セクター3:+0.037秒
ピアストリとの0.32秒差のほとんどを、バンプの多いセクター2で失っていることがわかる。
レッドブルの今年のマシン『RB20』がバンプの多いサーキットを不得手としていることは、24戦中最もバンプが多いシンガポールGPで昨年唯一黒星を喫していることからもわかる。今年のシンガポールGPでは予選2番手となったものの、それでもポールシッターのマクラーレン(ランド・ノリス)との差は0.203秒あった。
スプリント予選が開始されてコースインした瞬間にマシンはパルクフェルメ状態となっているため、フェルスタッペンのマシンは車高も含めて、基本的なセッティングは変更できない。
ただし、雨が降ると状況は変わるかもしれない。もし、土曜日に雨が降っても、スプリントまでは冷却系以外のセットアップは変更できない。だが、雨が降ることで車速が遅くなってダウンフォースが下がれば、マシンを地面に押し付ける力が低くなり、マシンの底が地面と接触する割合が減るからだ。
それでも、現時点でRB20にマクラーレンを上回る要素は見当たらない。フェラーリと戦い、2台のマクラーレンの直後でチェッカーフラッグを受けることが、現実的な目標となるだろう。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

