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【角田裕毅F1第21戦展望】バンピーな路面を得意とするマシンでも18番手。本人も驚きを隠さず「これほど差があるとは」
2024年11月2日
それは本人も驚く、謎の失速だった。F1第21戦サンパウロGPスプリント予選のSQ1の1回目のアタックを終えて、SQ2進出圏内の14番手にいた角田裕毅(RB)は、満を持して2回目のアタックに出る。特にひどい渋滞があったわけでもなく、3つのセクターでいずれも自己ベストを更新して、コントロールラインを駆け抜けていった。
しかし、タイムは1分11秒121と奮わず、アタックを終えた時点で12番手に終わった。直後にタイムアタックを行っていたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、オリバー・ベアマン(ハース)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)の5台のマシンが角田のタイムを上回ったため、角田は18番手に落ち、SQ1脱落となった。
「タフなスプリント予選でした。自分のラップはかなりよかったと思いますし、通常であれば、SQ2を通過できるだけのペースがあったはずですが、残念ながら、ペースが足りませんでした。周回タイムにこれほど差があるとは驚きです」
スプリント予選を終えた直後、角田は予想外の結果に驚きを隠さなかった。
スプリント・フォーマットは今シーズン6回予定されており、サンパウロGPは5回目だった。サンパウロGP前までのスプリント予選で、角田がSQ1で脱落したのは、今シーズン最初の中国GPの19番手だけで、その後はマイアミGPで15番手、オーストリアGPで14番手とSQ2に進出。アメリカGPでは9番手に入っていた。したがって、角田がサンパウロGPのスプリント予選の18番手に驚くのは無理もない。
この日のスプリント予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)やルイス・ハミルトン(メルセデス)なども、思うようなパフォーマンスを発揮できなかった。その理由として考えられるのは、バンピーな路面だが、この理由は角田には当てはまらない。なぜなら、角田自身「バンピーな路面は僕たちのクルマの得意とするところ」と語っているからだ。その証拠に、チームメイトのリアム・ローソンはSQ3に進出している。
アメリカGPでトップ10の速さがあったマシンが2週間後に18番手となると、疑われるのはその2週間に起きた出来事となる。角田のマシンはメキシコシティGPの予選でクラッシュ。さらに日曜日の決勝レースでもアルボンと接触した後、バリアに突っ込むというクラッシュに見舞われていた。
レーシングディレクターのアラン・パーメインはこう語る。
「ユウキはSQ1で思うような走りができず、18番手に終わった。これから、ユウキのマシンを徹底的に調査する予定だ」
すでにマシンはパルクフェルメ下に入っているため、現場でできることは限られている。18番手からのスタートという状況を考えた場合、モノコック交換を行い、ピットレーンスタートという戦略も考えられなくはない。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

