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アンドレッティ・グローバルが再編、マイケルがリーダーシップを手放す。F1プロジェクトにも影響か
2024年10月1日
アンドレッティ・グローバルが組織再編を行い、CEO兼会長マイケル・アンドレッティが一歩退き、戦略アドバイザーに就任、リーダーシップを株主のダン・タウリスに譲り渡すとのニュースが流れ、インディカー、フォーミュラEなどに参戦する同社のF1プロジェクトへの影響にも関心が集まっている。
先週末にアメリカメディアに報道されたことを受けて、アンドレッティ・グローバルは、再編について声明を発表した。これによると、マイケル・アンドレッティは、社内で「より戦略的な役割に移行」し、「レースチームの運営という面への関与を減らす」ことを目指しており、「ダン・タウリスが、構造をどのような形にするかに取り組んでおり、マイケルが非常に満足でき、ポジティブな未来をもたらすと信じる方向性に達した」ということだ。
「マイケルは引き続き関与し、戦略アドバイザーおよび重要なアンバサダーとしての役割を担う。マイケルとダンがチームと話す機会を持った後、今後数週間のうちに、さらなる情報をお知らせすることになるだろう」と声明には記されている。
この発表後も、アンドレッティ・グローバルの公式ウェブサイト上では、マイケル・アンドレッティはCEO兼会長として紹介され、タウリスの肩書は『チームパートナー』となっている。
『グループ1001』社のCEOであるタウリスは、2022年5月、アンドレッティがF1参入に向けた取り組みを行っている時期に一部株式を取得、社名がアンドレッティ・グローバルに変更された。
アンドレッティ・グローバルのリーダーシップの突然の変更は、皮肉にも、同社が過去4年間取り組んできたF1参入プロジェクトにプラスの影響をおよぼす可能性がある。なぜなら、F1のCEOステファノ・ドメニカリや既存チームの代表の多くが、このプロセスの開始以来、マイケルと父マリオ・アンドレッティのやり方を快く思っていないからだ。
F1参戦を目指すと決めて、アンドレッティが最初に助けを求めたのは、元商業権所有者だが、すでにF1の役割から離れたバーニー・エクレストンだった。そのことに、現オーナーのリバティ・メディアは腹を立てたといわれている。アンドレッティは、その後、FIA会長を務めたジャン・トッドに連絡を取り、それからドメニカリの前任者チェイス・キャリーにコンタクトを取った。こうしたやり方が、アンドレッティの立場をさらに悪くした。
複数のF1チーム代表が、アンドレッティ親子は、FIAからそのF1プロジェクトが承認される前から、F1の運営方法に多くの変更を強く要求していたと述べている。「まるであなたの家の部屋を借りようとしている人が、こちらが貸すと言う前に、インテリアやドアを変更するよう要求しているようなものだった」と、ある代表は説明した。アンドレッティはゼネラルモーターズ/キャデラックと組み、F1プロジェクトを推し進め、FIAから承認を得たものの、F1はこれを却下した。
再編後のF1プロジェクトについては明らかにされていないが、アンドレッティ・グローバルのリーダーシップを得たタウリスが、F1参戦のための試みを新たにスタートする可能性がある。タウリスがドメニカリに連絡を取り、2028年からの出場を目指して独自のパワーユニット開発に取り組むゼネラルモーターズの協力の下、F1参戦という目的に向けて推進するのかどうか、今後の発言に注目される。
(GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

