ブリヂストン、カナダに向けて準備万端
2004年6月9日
ブリヂストンは今週、FIA F1世界選手権第8戦に向けてカナダのモントリオールに到着し、意欲満々で活動を開始しようとしている。
シーズンも半分まで来て、8週間のうちに6戦という過密スケジュールの中の3戦目を迎え、ブリヂストンのエンジニアたちと各チームは、引き続きプレッシャーをかけて、さらに多くのポイントと表彰台を獲得しようと意気込んでいる。これまで毎年そうだったが、今年もブリヂストンとパートナーチームは、モントリオールで温かい歓迎を受けることになりそうだ。
ブリヂストン/ファイアストン・カナダは、今回もGPのストリート・フェスティバルのスポンサーを務める。これはモントリオール旧市街のジャック・カルティエ広場で行われるもので、大勢のモータースポーツファンがつめかけ、ブリヂストンを履くショーカーを見たり、F1シミュレーターで自分のドライビングスキルを試したりする。
安川ひろしモータースポーツ・ディレクターは、次のように語った。「カナダGPは常に、カレンダーの中でもF1チームに人気のある一戦で、私たちは毎年カナダを訪れるのを楽しみにしている。ブリヂストンはカナダでは、ここ何年か、かなりの成功を収めており、過去2年連続でカナダGPのウイナーにタイヤを供給している」
「2週間前のドイツでは、パートナーの4チーム中2チームがポイントを獲得した。我が社の技術部門は、今回もまた各チームに成功をもたらすタイヤを供給するために、努力を続けてきている」
全長4.361kmのジル・ビルヌーブ・サーキットでは、そのスムーズな路面のために、ブリヂストンのコンパウンドのうち、中位からソフトにかけてのレンジのタイヤが必要となる。モントリオールはカレンダー中、最も高速な部類のサーキットだ。ローダウンフォースで、ハードブレーキングが必要となるこのコースで、ブリヂストンの1,400本のポテンザF1タイヤは、高速のグリップをもたらすと期待されている。
菅沼寿夫テクニカル・マネージャーは、次のように続けた。「モントリオールもまた、1年に1度しか走行のチャンスがないサーキットなので、ヨーロッパでテストをしているときに、その準備について慎重に考える必要があった。フェラーリとザウバーは最近、イタリアのモンツァ・サーキットで、彼らのタイヤ選択を最終決定した。ジョーダンはモナコ前に、フランスのポール・リカールのコースで、カナダGPの準備の一部を行った」
「タイヤの選択にあたっては、各チームは熱耐性とブレーキング時の安定性を考慮する必要があった。トップスピードの高い、厳しいサーキットだからだ。ブリヂストンは、このコースのスムーズな路面のために、中位からソフトなレンジのコンパウンドで、4種類のスペックのドライタイヤを供給することにしている」
「また、モントリオールは、天候コンディションにかなり左右されうるということも、考慮に入れなくてはならない。晴れれば、路面温度は40度台まで上がることもあるが、去年のように曇れば、温度は低くなる。これもまた、ブリヂストンにとってはひとつの挑戦だが、対処は可能だし、私たちは、カナダでの成功をぜひ今年も継続させるつもりだ」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |