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ホンダ、改良型エンジンで念願の初優勝を狙う

2004年6月8日

 前戦ヨーロッパGPでは、ジェンソン・バトンが今季7戦中5度目の表彰台に上がった。また佐藤琢磨も自己ベストのフロントローからのスタートを獲得するなど、Lucky Strike B・A・R Hondaの好調ぶりはいささかも衰えていない。そしてチームは今週末、北米での2連戦を戦うべく、まずはカナダ・モントリオールへと向かう。

中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「ニュルでの琢磨君のエンジントラブルに対しては、十分な対策を施しました。カナダ用エンジンのテストも十分です。シルバーストーン、モンツァの両サーキットでのタイムも良く、今週末のレースは大いに期待しています」

デビッド・リチャーズ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「6週間で4つのレースというスケジュールは、ファンにとってはたまらないだろうが、チームには地獄だね。しかし今季5度目の表彰台を獲得し、カナダに向けた開発も極めて順調だった。北米2連戦に向けて、期待できる材料が揃っているね。われわれはコンストラクターズ選手権で3位につけているだけでなく、今季のレースを大いに面白くしているという自負がある。とはいえ現在チームに欠けているのは、2台ができるだけ多く完走してポイントを稼ぐことだ。それができていないために、ルノーにポイントで先行されてしまっている。しかしその差は縮まりつつあり、今の勢いが持続できれば、必ず目標は達成できると信じている」

ジェフ・ウィリス テクニカル・ディレクター
「前戦でまたも表彰台を獲得でき、次のカナダも良いレースができそうだ。ここに向けて車体側もいくつか改良を施したが、一番の変更点は何と言ってもエンジンです。ここでの目標はやはり表彰台、しかし一番重要なことは、2台揃ってポイントを獲得し、ルノーとの差を一気に詰めることだ。サーキットは高速ストレートと低速のシケインやヘアピンの組み合せだ。コーナーらしいコーナーは、2コーナー以降のいくつかだけと言っていい。ダウンフォースレベルは非常に低く、ブレーキング時の安定性と高速走行時の低ドラッグをいかに両立させるかが、セットアップのかぎになる。路面は非常にバンピーで、ほとんどレースが開催されないサーキットだけに、路面がきれいになるにつれ、グリップはどんどん変化する。トラクションとバンプ通過時の安定性が重要だし、ブレーキへの負担も軽視できない。また抜き場所が少ないから、予選グリッドそしてスタート直後の走りがとても重要になるだろう」




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