F速

  • 会員登録
  • ログイン

トッド「シーズンはまだまだこれから」

2004年6月3日

 ヨーロッパGPは、もしキミ・ライコネンがいなければミハエル・シューマッハーにとってもっと厳しい戦いになっていたはず、だという声を、フェラーリ監督のジャン・トッドが一蹴した。
 スタート後に2番手につけたライコネンの背後でライバルたちが列をなしている間に、シューマッハーはわずか7ラップで17秒の差を築くことができた。
 トッドはこう認める。「確かにおかげで助けにはなったが、ミハエルは本当に速かったし、最初のピットストップの後にあれだけ大きな差になるとは我々でさえ思ってもいなかった」
「給油を終えたミハエルは、先頭集団のすぐ後ろでコースに復帰できた。だが、(ライコネンのおかげというよりも)車がよかったし、タイヤがよかったし、ミハエルもスタートからとてもいいドライブをして、結果的にいいレースができた。だが成功という言葉は慎重に使わなければならない。それはとてもはかないものだからね。私は勝って当たり前だとは決して思わないように自分を戒めているし、実際、勝って当たり前なんてことはありえないんだ」
 トッドはまた、先週死去したフィアット会長のウンベルト・アニエリとチームとの特別な関係について語った。今回のレースの優勝はアニエリに捧げられている。トッドは亡くなった彼のことを「偉大なボス。大きな人物ですばらしい紳士が、突然亡くなってしまった。彼は常にチームの心強いサポーターだったから、だからこそこの勝利をどうしても彼に捧げたかった」という。


 レースのスタートの時点で、チームはまだ未知な要素を抱えていたというトッド。金曜にメカニカルトラブルがあったためチームは2種類のタイヤの双方を試せず、タイヤに関する情報量が足りなかったのだ。そのためチームは、ミハエルにとルーベンス・バリチェロで別々の戦略をとることにしたという。
「レースの間にタイヤがどんな挙動を見せるのか予想がつかなかった。なので戦略を分ける方がいいだろうということになった。ルーベンスはモンテカルロで完璧なレースができなかったので、今回もフロントロウにはつけなかったとはいえ、より自信を得られるよう、彼にも好成績を得るチャンスがあることを分からせる必要があった」
 トッドは、ミハエルに続く2位となったバリチェロがトラブルを抱えていたことを明かし、シューマッハーと同等の結果が出せないことを擁護する。
「彼はかなり速いドライバーだと思っている」とトッド。「ミハエルより速くなるのはただでさえ難しいのに、今のミハエルは好調の波に乗っている。車にもタイヤにも満足できている状況で、だからトップのポジションにつけられている。なのでそうした中では、誰であってもミハエルより速くなることはとても難しいと思う。ルーベンスには十分な力がある」
 これから向かう北米大陸の連戦に、ライバル勢に十分なリードを築いた状態で臨めるため、気分的に楽なのでは、との問いに、トッドはこう指摘する。「何が起こるか誰にも分からない。11レースといったらまだまだ長い道のりだ。言ってみれば、いつも言うことだが、他チームのポジションと自分たちのポジションを比べても仕方がない。できれば車、空力、タイヤ、エンジンの新規開発まで、シーズン中も我々は改善を続けていく」


レース

3/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ72
2位ジョージ・ラッセル63
3位シャルル・ルクレール49
4位ルイス・ハミルトン41
5位ランド・ノリス25
6位オスカー・ピアストリ21
7位オリバー・ベアマン17
8位ピエール・ガスリー15
9位マックス・フェルスタッペン12
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム135
2位スクーデリア・フェラーリHP90
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム46
4位TGRハースF1チーム18
5位BWTアルピーヌF1チーム16
6位オラクル・レッドブル・レーシング16
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号