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Q&A:オリビエ・パニス

2004年6月3日

 先のヨーロッパGPで残念な11位に終わったパナソニック・トヨタ・レーシングのオリビエ・パニスに、ニュルブルクリンクでの週末を振り返ってもらった。

Q:モナコでポイント獲得後、ヨーロッパGPでも得点を期待していましたか?
オリビエ・パニス(以下OP):僕らはモナコで4ポイントを獲得してニュルブルクリンク入りしたわけだが、ヨーロッパGPでポイント獲得するのは難しいだろうと予想はしていた。だがそれでも、レースに向けてできるだけ地盤を固めるため、金曜にはひたすらやるべき仕事を果たした。

Q:土曜午後の予選ではトップ10入りしましたが、これは予想外のことでしたか?
OP:僕もクリスチアーノ(ダ・マッタ)も予選ではいい仕事ができた。レースでは10周目に給油をする計算で走ることにし、これは今季ここまでのやり方ほどアグレッシブなものではなかったけれど、何しろ10番手からのスタートだから、それでもポイント獲得は可能かもしれないと思っていたんだ。予選結果は車の好調ぶりをよく表していて、僕のタイムは2番手の佐藤(琢磨)とは0.7秒しか違わなかった。シーズン今後に向けてこれは好材料だね。


Q:スタートは8位に上がる好ダッシュだったのに、その後少々後退してしまいました。ペースダウンの原因は?
OP:正直言って、スタートには自分でもとても満足していた。1コーナーの飛び込みはリスキーなくらいだったが、おかげで8位に上がれた。何周かは先頭集団について行くことができたが、結局タイヤがだめになって勢いを失ってしまった。その時、これはこの後も大変だと気付いたよ。

Q:トラブルはタイヤの劣化だけでしたか?
OP:タイヤの劣化は、レースを通していろいろトラブルを生んだ。性能の落ち方がかなり激しかったので、2ストップ作戦を採った連中を後ろに抑えて安定して走るのが大変だったよ。ニック・ハイドフェルドのことはツイてなかった。僕はミハエル・シューマッハーが来ているというブルーフラッグを受けて、必要なところまで避けなければならなくなってね。おかげで何秒かロスして、ポジションダウンすることになってしまった。

Q:パナソニック・トヨタ・レーシングの次なるステップは何でしょうか?
OP:車をより速くする必要があることは分かっているので、シーズン後半に向けより改善しようとチーム全員が休むことなく頑張っていく。今の時点ではただ頑張るだけ。もうすぐカナダとアメリカの連戦があり、できるだけいいレースになるよう今週はモンツァで2日間のテストをしている。もう一度言うがチームは皆、難しい状況の中でもすばらしい仕事をしてくれているので、きっと好結果を手にできる日がくると信じている。


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