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アルピーヌが2025年からのジャック・ドゥーハン起用を発表。ガスリーの僚友としてF1デビューへ
2024年8月23日
8月23日、BWTアルピーヌF1チームはジャック・ドゥーハンを2025年シーズンからレギュラードライバーに起用することを発表した。これで来季のアルピーヌはピエール・ガスリーとドゥーハンの2名がステアリングを握る。
元二輪世界チャンピオンであるミック・ドゥーハンの息子で、現在21歳のオーストラリア人であるジャックは、2022年からアルピーヌ・アカデミーに所属。FIA F2参戦を経て、現在はチームのテスト兼リザーブドライバーを務めている。
エステバン・オコンがハースに移籍することにより、来季からのレギュラー昇格の噂が取り沙汰されていたドゥーハン。シーズン後半戦が開幕する2024年F1第15戦オランダGPを前に、アルピーヌF1はドゥーハンのレギュラードライバー起用を正式発表した。
「2025年にBWTアルピーヌF1チームからフルタイムのレースシートに昇格できることをとてもうれしく思う」とドゥーハンはF1デビューへの喜びを語った。
「チーム経営陣の信頼と信念にとても感謝している。F1デビューのために多くの仕事が待ち受けているけど、ステップアップに向けて多くの情報と知識を吸収するため、全力を尽くしたいと思う」
「またアルピーヌ・アカデミーの卒業生として、初めてチームのレースシートに座ることができて非常に満足している。このエキサイティングな瞬間は、僕の家族にとっても誇らしい日になった」
また、アルピーヌF1のオリバー・オークス代表は「来シーズンからジャックをレースシートに昇格させることができ、彼のスキルと才能をF1で披露する機会を与えられることを非常にうれしく思う」とコメントしている。
「個人的には、私は2019年にジャックと仕事をしたことがあり、彼の才能と可能性を十分に理解している。彼は舞台裏で非常にハードワーカーで、彼のコミットメントはチーム全体から高く評価されている」
「ピエール(・ガスリー)とともに、私たちは若いエネルギー、経験、純粋なスピードがうまく組み合わさったバランスの良いドライバーラインアップを揃えている。マシンを開発し続け、チームのポジションを上げるため、ジャックとピエールのふたりと働くことを楽しみにしている」
なおチームによると、ドゥーハンは2024年シーズン残りはリザーブドライバーとしての役割を継続し、定期的なA522でのテストに参加するほか、レースウイークにはシミュレーターを使用してチームのサポートを続けるということだ。
(autosport web)
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