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F1に「エアコンは必要ない」とハミルトン。FIAが義務化を計画するドライバー冷却システムは不要と断言
2024年7月26日
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、来月ザントフォールトで開催されるオランダGP中に、F1コクピット内の温度を下げることを目的とした新システムの試験的導入を行うというFIA国際自動車連盟の決定を聞いて感心しなかった。7度の世界チャンピオンである彼は、FIA内でこのことが真剣な議論の対象になっていることに驚いたと認めたうえで、そのようなシステムは「必要ない」と断言した。
昨季2023年のカタールGPは、ロサイルでのレース開催が例年より1カ月早かったことから過酷なコンディション下で行われ、一部のドライバーはグランプリ終盤に苦戦を強いられた。
また、コースの縁石の特殊性によりタイヤが破裂するのを防ぐため、ピレリは全車に3ストップ戦略を課していたため、19周全体を全開で走行することが可能だった。このことが手伝い、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)はレース終盤に完全に疲労困憊してリタイアし、エステバン・オコン(アルピーヌ)はグランプリの終盤にヘルメットの中で嘔吐した。ランス・ストロール(アストンマーティン)はマシンから降りようとした際に一瞬意識を失い、アレクサンダー・アルボンもウイリアムズのマシンから降りる際に助けを必要とした。
これらの出来事を受けて、FIAはコクピットをより涼しくする方法を見つけるために具体的な行動を取ることを約束した。そのためFIAは、マシンのコクピットに簡易的な空調システムを設置する実験を行っている。過去数カ月間、FIAの医療委員会は連盟のテクニカルディレクターと協力し、コクピットへの空気の流れを増やすという目標を達成するための最善の方法を模索してきた。それには、コクピット内にいるドライバーに到達する空気の流れを改善するために、フレームの上部にふたつめのエアインテークを追加する可能性も含まれている。
8月末に行われるオランダGPでは、コクピットに向けた冷却方法をテストするために実験的なシステムがマシンに取り付けられる予定だ。FIAに近い情報筋によると、コクピットにふたつめのエアインテークを付ける代わりに、コクピットの周囲とボディワーク周りに小さな開口部が設けられ、冷却された空気をドライバーの方へ導くことになるという。
このことについて質問されたドライバーは誰もこの新しいアイデアに熱意を示さなかった。とくにハミルトンは、「僕たちは高給をもらっているアスリートなのだから、最終的には暑さに耐えられるように一生懸命トレーニングしなければいけない」と強調した。
イギリス人ドライバーは、一部の会場では状況が「厳しく、特にカタールやシンガポールのような場所に行くときは簡単ではない」と認めたが、その点は断固として主張した。「僕としては、マシンにエアコンユニットは必要ないと考えている」
(GrandPrix.com
Translation: AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

