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ミハエル・シューマッハー、今季6勝目

2004年5月30日

 F1ヨーロッパGPは60周の決勝レースが行われ、ミハエル・シューマッハーが独走で今季6勝目を挙げた。佐藤琢磨は3位走行中にルーベンス・バリチェロと接触。その後マシントラブルによりリタイアした。
 決勝前の天候は薄曇り、気温21度、路面温度35度、湿度33%というコンディション。後方9列目と10列目のスターティング・グリッドは、17位がゾイト・バウムガルトナー(ピットレーン赤信号無視とエンジン交換)、18位がジャンカルロ・フィジケラ(タイヤ温存のため本予選出走せず)、19位ジャンマリア・ブルーニ(予選1回目終了後スペアカーに乗り換え)となっている。20位が本予選に出られずエンジン交換をしたデイビッド・クルサード。
 スタートはミハエル・シューマッハーが先行。1コーナーに琢磨、トゥルーリと続く。しかし、オープニングラップでトゥルーリと琢磨がからんだか、ミハエル・シューマッハー、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソ、琢磨、バリチェロ、ジェンソン・バトン、トゥルーリの順位に。
 ウイリアムズ勢は最悪のオープニングラップとなる。1コーナーでラルフ・シューマッハーとファン−パブロ・モントーヤがチームメイト同士で接触、ラルフがコースアウト、トヨタのクリスチアーノ・ダ・マッタも巻き込みリタイアとなっている。
 1周目を終えて、ミハエル・シューマッハーがライコネンを2.4秒リード。モントーヤがピットイン、ノーズを交換。最後尾の18位に落ちる。ミハエル・シューマッハーはその後ライコネンを1周2秒以上速いペースで突き放す。2位ライコネン以下は、アロンソ、琢磨、バリチェロ、バトン、トゥルーリまでが僅差で続く展開となる。ミハエル・シューマッハーのタイムは1分29秒台、ライコネン以下は1分32秒台だ
 8周目、ミハエル・シューマッハーが早くもピットイン。トゥルーリの後方、8番手に入る。翌周にはライコネン、トゥルーリもピットイン。10周目にはアロンソ、パニスもピットに向かう。しかしその周、ピットインを済ませたばかりのライコネンがまたもエンジン・ブロー! 力なくコースサイドにマシンを止める。


 佐藤琢磨は12周目にピットイン。その間にバリチェロが首位に浮上、2位にミハエル・シューマッハー、3位佐藤琢磨、4位デイビッド・クルサード、5位バトンと続く展開となる。
 15周目、首位バリチェロがピットイン。9.4秒でピットアウトする。どうやら2回ストップのようだ。18周目にはマーク・ウエーバー、フェリペ・マッサがピットイン。この辺りも2ストップだろう。この周、12位モントーヤがコースオフ。1コーナーでバトンがクルサードを抜いて4位に。翌周にはクルサードも1回目のピットインを行っている。
 21周目、首位シューマッハーと2位琢磨の差は16.4秒。ジワジワと開くが、琢磨とバリチェロの差も11.2秒と開く。4位バトンはバリチェロに4.6秒差で続いている。
 3位バリチェロを2.5秒差まで詰めていたバトンは、25周目に2回目のピットイン。翌周には琢磨も続く。この周、クルサードが白煙を吐いてリタイア。マクラーレン・メルセデスはメルセデスの地元で全滅となってしまった。
 首位を走るミハエル・シューマッハーは28周目に2回目のピットイン。バリチェロをリードしたままコースに復帰し、佐藤琢磨がそれを追う。31周目にはミハエル・シューマッハー、バリチェロ、琢磨、バトン、トゥルーリ、アロンソ、フィジケラ、ウエーバーがトップ8を形成する。
 レース中盤、日が照ってきて気温22度、路面温度が37度に上がり、コース上は16台が走行している。後半の見所は2番手バリチェロ対3番手佐藤琢磨。34周目でその差は4.6秒となる。


レース

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