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【SNS特集】F1ハンガリーGP:13戦で7人目のウイナー誕生。9位入賞の角田裕毅、マシンを修復してくれたチームに感謝

2024年7月24日

 メルセデスF1の2連勝後に迎えた第13戦ハンガリーGPで、オスカー・ピアストリが初優勝。ピットインのタイミングで先行したランド・ノリスに対し、チームオーダーで順位を入れ替えるドタバタはあったが、マクラーレンF1が1-2フィニッシュを達成。3位のメルセデスF1ルイス・ハミルトンは通算200回目の表彰台となった。予選Q3で大クラッシュを喫したRB角田裕毅は1ストップ作戦を成功させ9位入賞。大破したマシンをひと晩で修復してくれたチームのハードワークに報いてみせた。ブタペストの週末をドライバー、関係者のSNSで振り返る。


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デビュー2年目、F1出走35戦目で初優勝を果たしたピアストリ


名門マクラーレンF1ウイナーズクラブに22番目の会員が加入した。さて、あなたは何人知っているかな?


チームの勝利の内訳。これを見ると歴代のマクラーレンF1ドライバーのなかでもアイルトン・セナとアラン・プロストのコンビがいまでも語り継がれる意味がよく分かる


シーズン7人目のウイナー誕生は、あのウイリアムズF1パストール・マルドナードがスペインGPで逃げ切り、優勝者に名を連ねた2012年シーズン以来12年ぶりのこと


直近4レースでは毎戦違うウイナーが誕生


今季7人目のウイナーが誕生といっても、ここまで複数の勝利を挙げているのはレッドブルF1マックス・フェルスタッペンのみ。しかしながら、もはや圧倒的優位な立場ではなくなってしまった


同一シーズンで同じチームから2名のF1初優勝ドライバーが誕生したのは2001年シーズンのBMWウイリアムズ、ファン‐パブロ・モントーヤ&ラルフ・シューマッハーコンビ以来


3度のワールドチャンピオン(1959年、60年、66年)に輝いたサー・ジャック・ブラバム、1980年のワールドチャンピオンのアラン・ジョーンズ、マーク・ウエーバー(ピアストリのマネージャー)、RBダニエル・リカルドに続き5人目のオーストラリア人F1ウイナーとなったピアストリ。ちなみにサー・ジャック・ブラバムはF1史上唯一、自身が設立したチームでチャンピオンを獲得したドライバー


日本よりもさらに1時間深い時間にオーストラリア・メルボルンのご自宅で我が子の初優勝を見守ったピアストリのママは、ひとつ前の投稿で翌朝6時からのピラティスの予定をキャンセルしたことを公表(笑)


昨年のアレがあったので、初優勝の大切なトロフィーをしっかり死守したピアストリ


無線ではちょっとゴネ気味だったけれど最後にはピアストリにポジションを譲ったノリス。もしノリスがチームの指示に背き優勝していたら、ドライバー間に遺恨が残ってしまうところだった


メルセデスF1ルイス・ハミルトンはこれが通算200回目の表彰台。前戦イギリスGPで通算104勝目を達成したハミルトンは、200回のうち2位と3位を合計した数よりも優勝回数の方が多い


3連勝とはならなかったが、メルセデスF1はこれで5戦連続の表彰台を獲得。シーズンが中盤に差し掛かりF1の勢力図が大きく変化している


そして、ついにメルセデス・パワーが表彰台を独占した


1-2フィニッシュのチームが順位を入れ替えたり、入れ替えなかったりでちょっと気まずい雰囲気のポディウムになぜか偶然居合わせてしまうルイス


予選Q3のクラッシュで角田裕毅のRBが受けた衝撃は68G。あの奇跡の生還を遂げた2021年バーレーンGPのロマン・グロージャンの事故のインパクトが67Gだったことからも、今回のアクシデントがかなり危険だったことがわかる


レース後のオンボードカメラには、身体にかなりのダメージを負ったままレースに臨んだ角田の痛々しい姿が映っていた


修復というよりも、ひと晩でほとんど新しいクルマを1台作り上げたチームのハードワークに対し、1ストップ作戦を見事に成功させ9位入賞という結果で応えた角田。上位5チームが1台も脱落しないなか、アストンマーティンF1の2台に完勝



(autosport web)


レース

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スプリント予選 結果 / レポート
5/4(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/5(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ131
2位ランド・ノリス115
3位マックス・フェルスタッペン99
4位ジョージ・ラッセル93
5位シャルル・ルクレール53
6位アンドレア・キミ・アントネッリ48
7位ルイス・ハミルトン41
8位アレクサンダー・アルボン30
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム246
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム141
3位オラクル・レッドブル・レーシング105
4位スクーデリア・フェラーリHP94
5位ウイリアムズ・レーシング37
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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