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ガスリー「ハイドロリック系の液漏れが起きた。またしても困難な週末の最悪の幕切だ」:アルピーヌ F1第13戦決勝

2024年7月23日

 2024年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは18位、ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。ガスリーはパワーユニットに新しいコンポーネントを投入したためピットレーンからスタートしたが、ハイドロリック系のトラブルによりリタイアした。


■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=18位(69周/70周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト

エステバン・オコン(アルピーヌ)
2024年F1第13戦ハンガリーGP エステバン・オコン(アルピーヌ)

 残念なレースであり週末だった。スタートとオープニングで4つ順位を上げたことを除けば、このレースについて話すべきことはあまりない。少し落ち着いたところで総括をする必要があるが、振り返ってみると、最初のスティントでアンダーカットを狙ってピットに入ったタイミングが早すぎたかもしれない。あれをもう少し延ばすべきだった。結果として、終盤にはタイヤのグリップがまったくなくなって、またピットに入らざるをえなくなったんだ。


 この週末は、オペレーション、パフォーマンス、信頼性といった部分で、分析と改善を要することがたくさんあった。来週のスパのレースまでにしっかりリセットして、ポジティブな気分で夏休みを迎えられるようにしないといけない。


■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=DNF(33周/70周)
ピットレーン/タイヤ:ハード→ミディアム

ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
2024年F1第13戦ハンガリーGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

 悔しさがつのる週末だった。新しいバッテリーを僕のパワーユニット・コンポーネントのプールに入れたので、ピットレーンからスタートした。序盤のペースは良かったから、いくつかポジションを上げることを狙って最初のスティントを延ばしたんだ。戦略も機能しそうに思えただけに、いいチャンスを逃したと感じている。


 レース中盤でリタイアせざるをえなかったのは、ハイドロリック系の液漏れが起きたからだ。僕にとっては、またしてもチャレンジングな週末の最悪な幕切れだった。このままではいけないと思うし、問題をしっかり調査して、原因を理解する必要がある。気持ちを切り替えて、こうした課題を克服できるように努力を続けるつもりだ。こういう失敗が繰り返されないようにしないとね。来週末のベルギーでは、もっといいパフォーマンスを見せたい。



(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)




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