フェルスタッペンは「ハミルトンがブレーキング時に方向転換」と主張も、審議委員は否定。接触に関し両者に処罰なし
2024年7月22日
F1第13戦ハンガリーGP決勝で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が接触したインシデントについて、レース後に審議が行われた結果、ペナルティの必要なしとの裁定が下された。
レース終盤、3番手のハミルトンに、新しいタイヤを履いたフェルスタッペンが追いつき、数周にわたりバトルが続いた。ハミルトンがターン1に入っていく時にフェルスタッペンがイン側に飛び込んだが、直後にロックアップしたことで、フェルスタッペンの左リヤタイヤとハミルトンの右フロントタイヤが接触した。フェルスタッペンのマシンは一瞬浮き上がった後、コースオフ。幸いコースに復帰できたが、5番手に落ちてしまった。
フェルスタッペンはハミルトンが接触直前にラインを変えたと主張、ハミルトンはそれを否定した。
スチュワードは調査を行った結果、フェルスタッペンの主張を退け、ハミルトンはブレーキング時に進路を変えてはいないと判断した。一方で、ハミルトンには接触を避けるためにやれることがもう少しあったとの考えを示し、どちらにもペナルティを科さないことを決めた。
「ターン1へのアプローチにおいて、44号車(ハミルトン)と1号車(フェルスタッペン)は、23号車(アレクサンダー・アルボン)をオーバーテイクした。44号車はレーシングラインに戻ってきた後、ブレーキングゾーンに入り、ターン1に向けてコーナリングを始めた」とスチュワードは述べている。
「1号車はそのコーナーに、それ以前の周よりも速くアプローチした(これはDRSによる)。そして前と同じポイントでブレーキを踏んだ。1号車のドライバーは、44号車がブレーキング時に進路を変えたと主張した。44号車のドライバーは、自分は自身の通常のレーシングラインに沿って走っていただけだと述べた(このことはそれ以前の周回のビデオとテレメトリーの証拠を調査した結果、確認された)」
「1号車が、衝突が発生する前に、ターン1にアプローチするなかで両方の前輪をロックアップさせ、典型的なオーバーテイクの動きのための通常のコーナリングラインを逃したことは明らかだった」
「44号車のドライバーは、これはレーシングインシデントであると述べた。一方、1号車のドライバーは、(相手が)ブレーキング時に方向転換したケースであると主張した」
「スチュワードは、これが『ブレーキング時の方向転換』の典型的なケースであるとは考えない。ただ、44号車のドライバーには、衝突を回避するためにできたことがもっとあったと、我々は判断する。したがって、我々は、どちらのドライバーにも大部分の責任はないと判断し、これ以上の措置を取らないことを決めた」
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |

